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太陽エネルギーは安価で貧しい人々に優しく、政府が補助を出すべきであり、その消費を大規模に拡大していくべきだ。
水曜日、専門家らはダッカ大学のセミナーで講演した。
ダッカ大学のナバブ ナワブ アリ チョウドリー センターで、ダッカ大学の災害対策・脆弱性研究所(IDMVS)とバングラデシュオープン大学(BOU)、フィンランドのヘルシンキ大学が合同で、"持続可能な市場における太陽エネルギー"と題したセミナーを開いた。
現在、バングラデシュで1日に作られる再生不可能エネルギーは平均で7500メガワットだ。一方再生可能エネルギーはわずか405メガワットに過ぎない。BOUの副総長代理カンダケル モカッダム ホサイン教授は話した。
「再生可能エネルギーと再生不可能エネルギーの不均衡が広がっています。全電力のわすか5~7%が再生可能エネルギーによるものです。その割合を30~40%へ引き上げるべきです」
モカッダム教授は太陽エネルギーは家庭だけではなく、自動車や交通、小規模産業、基本的な健康管理設備、建設工事にでも使うべきだと話した。
「貧しい人々や農家、小規模製造業者向けに、低コストの太陽エネルギー設備を確保する必要があります。そのために太陽エネルギーの保存設備や費用対効果を改善する必要があり、政府はこの部門へ補助を続けるべきです」
IDMVSのムド カリド ハサン准教授はいう。
太陽エネルギーの99%は太陽光から生み出され、汚染が少なく、環境に優しい。だから私たちは太陽エネルギーを大規模に拡張しなければならない。IDMVS所長のマーブダ ナスリーン教授は国内での太陽エネルギーの重要性について話した。
ヘルシンキ大学新エネルギープロジェクトのムド アブドゥル ハイ科学調査員は、フィンランドのソーラーコミュニティ構想での課題取り組みについて話した。
講演者たちはナスリーン教授の"メアリーフランマイヤーズ賞2016"受賞を祝福した。
ナスリーン教授はジェンダーと発達、ジェンダーと災害、食料安全、生殖健康、女性への暴力、気候変動といった分野で、研究者や相談役として長期に渡って際立った功績を残している。
The Daily Star July 22 2016
http://www.thedailystar.net/city/spread-solar-power-tech-availability-1257538
翻訳:ハセガワ
#バングラデシュ #ニュース #太陽エネルギー
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