水曜日は在宅勤務

水曜日は在宅勤務
[1174字]

いくつかの国際機関の職員たちは安全面で脅迫を受け、水曜日、職場に顔を出さずに自宅で業務を行った。
ダッカ(Dhaka)はいまだ警戒態勢にあり、検問所では警察官が車を停止させ、徹底的に検査をしていた。
数日前、複数の情報機関がいくつかの機関に対し、7月20日に襲撃事件がある可能性を伝えた。
警察のある上級職員がプロトムアローに話した。
一部機関では警察が慌てる理由がないと明言したにも関わらず、職員が職場へ行くことを禁止した。

「これに関して、新しい情報は一切受け取っていません。ダッカの全ての市民が無事であると信じています。市民の安全を守るため、出来る限りの手立てを取ります」
アサドゥッザマン ミア警視総監はプロトムアローに話した。またソーシャルメディアに出回っている噂を信じないよう、都市住民に呼びかけた。

国連の全職員はグルシャン襲撃事件以後、警戒を続けるよう要請された。ある外国人職員は話す。
国連は安全上の理由のため、職員は7月20日は職場に来る必要がないというテキストメッセージを7月19日に送信した。
必要ならば自宅で業務を行って良いという。

メッセージはバングラデシュ人と外国人両方に送信された。国連開発計画(UNDP)のとあるバングラデシュ人職員がプロトムアローに話した。この職員によると、複数の国際組織が緊急時、自宅で業務することを勧めているという。この仕事の形態は"代替業務様式"として知られる。
本日木曜日から、通常業務が再開した。

世界銀行のある職員も同様の情報を受け取ったという。アガルガオン(Agargaon)の世界銀行やアジア開発銀行などの機関は、普段より厳重な安全措置を取った。ケア・バングラデシュやセーブ・ザ・チルドレンの職員も、通常勤務時間の仕事場への出勤を免除された。警察官は彼らの事務所前にも動員された。

グルシャンやダンモンディ(Dhanmondi)住民は、それぞれの地区の警備が強化されたと伝える。
グルシャン、ダンモンディ、ウッタラ(Uttara)にある英語学校6校は、イード休み後の通常授業がまだ始まらない。
一部の有名学校は、より強力な安全措置をとることを選んだ。
授業は7月18日に始まることになっていたが、グルシャン襲撃事件の影響で学校は閉鎖されたまま、再開の告知もない。ウッタラの学校に通う生徒の保護者はいう。

別の学校職員はプロトムアローに対し、昨日の職員会議が中止になったと話した。
学校当局は事前に警察から警戒を呼びかけられている。
外国人は7月1日のグルシャン襲撃事件以後、それぞれの大使館から警戒を続けるよう連絡を受けた。彼らは連絡に従って警戒を続けるが、一方でソーシャルメディアに拡散した誤情報が混乱を招いている。

Prothom Alo July 21 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/112923/Int-l-organisations-remained-closed-Wednesday

翻訳:ハセガワ

#バングラデシュ #ニュース #襲撃事件 #テロ