米国の在庫上昇に伴い、石油価格が60ドルまで下落

米国の在庫上昇に伴い、石油価格が60ドルまで下落
[Financial Express][ロンドン28日ロイター]欧州石油開発(OPEC)の石油輸出入枠(OPEC)決済が来週中に合意されるかどうかをめぐって米在庫が上昇するとの懸念から、

米石油協会(API)産業グループは、サウジアラビアがOPECとその同盟国による減産への期待を弱める前に、先週、米原油在庫が上昇したと発表した。消耗品を抑える新たなプッシュ。

世界的なベンチマークであるブレント原油は、取引高が61.27ドルで、1119GMTで1バレル当たり59.94ドルに27セント下落した。米原油は10セント安の51.46ドル。

ブレントの価格は、経済成長が減速する中、2019年の供給が需要を上回るとの懸念が高まり、10月初旬の4年ぶりの高値から、30%以上下落した。

石油輸出国機構(OPEC)プラスロシアと他の同盟国は12月6日〜7日に会合する。生産者は1日あたり100万〜140万バレルの供給抑制を論議しており、OPECの代表団はロイター通信に対しこれを語った。

ペトロマトリックスのアナリスト、オリヴィエ ジャコブは、「OPECは、2019年前半に市場が少し過剰供給されることを望むなら、削減する必要がある」と述べた。

10月以降の不況は、2008年の価格安値と同水準であり、2014〜2015年のそれよりも急であり、OPECは市場を支えるための生産抑制に同意した。

ウィーンでのOPEC会合は、今週末にアルゼンチンで開催される20カ国(G20)加盟国の集まりに沿って行われ、石油政策が議論され、OPECの取りまとめが行われる可能性がある。

市場は、北海での供給停止からの支援を得た。北海では、ブレント契約の基盤となる原油がある。英国最大のバザール油田は一時的に閉鎖され、一部の貨物の解約を促した。

このセッションの後半には、新たな在庫不足の予想を補強するかどうかを確認するために、新しいインベントリデータラウンドに焦点を当てる予定です。


Bangladesh News/Financial Express 20181129
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-slips-to-60-on-rising-us-inventories-doubt-over-cut-1543425842/?date=29-11-2018