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国内北部、東北地方ではテースタ川、ブラマプトラ川、ダーラ川、スルマ川上流の水かさが増したことで、洪水状況がさらに悪化した。
何千人もの人が孤立状態になった。彼らの多くは自分たちの家を離れることを余儀なくされた。
特派員報告によると、主要河川の水位が上昇し、クリグラム(Kurigram)県、ボグラ(Bogra）県、ラルモニルハット(Lalmonirha）県、スナムガンジ(Sunamganj)県の洪水状況は悪化した。
一部の地域では川の浸食が進み、住民が強制的に移動せざるを得ない状況だ。
多くの住民は堤防上に臨時に作られたキャンプ場で、眠れぬ夜を過ごしている。川があふれ出したことで家が押し流されたと、彼らは口々にいう。
「日曜の夜、うちの8羽の雌鶏と3羽のアヒルとヤギは、洪水によって押し流されてしまいました」
ラルモニルハットサダー郡シベリクチ村のヌルジョホン ベワさん(56）は話してくれた。
数百の教育機関は水に覆い尽くされたり、洪水の影響を受けた住民がキャンプ場にしているため、閉鎖されている。洪水の影響を受けた地区にいる特派員は報告した。
ブラマプトラ川やテースタ川、ダーラ川は危険水位を超えている。クリグラム県やラルモニルハット県の治水堤防は多くの箇所が破損した。
ラルモニルハットサダー郡のシャヒクル イスラム郡長(UNO）は、昨日国境近くに降った雨で、テースタとダーラ2つの主要河川の水位があがり、洪水の危険性が高まったと話した。
クリグラム県9郡5千村以上のおよそ30万人が、洪水によって孤立状態に陥った。県洪水制御室の担当者は話した。
ボグラ県の郡行政担当者は、ジャムナ川の水位上昇で、少なくとも3郡14村の5万人が影響を受けたと話した。
水の影響を受け、少なくとも72小学校といくつかの教育機関が閉鎖されている。
スルマ川、チョルチ川、パトリ川、ジャドゥカタ川が危険水位を超えたスナムガンジ県では、ドアラバザール郡、タヒルプール郡、ダーラムパッサ郡、ビシャウナス郡、ビシュワンバプール郡、ジャマルゴンジ郡のおよそ10万人が影響を受けている。
この記事はクリグラム、ボグラ、ラルモニルハット、モウロビバザール特派員報告により構成しました。
The Daily Star July 26 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/worsening-flood-grips-vast-region-1259506
翻訳：吉本
#バングラデシュ #ニュース #洪水
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