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ボリシャルBarisal県メヘンディゴンジMehendiganj郡の不運な公立学校の生徒たちは、4年前から屋根のない教室で授業を受けている。
学校は1943年、スリープルSreepurユニオンガグリアGaguria村の72デシマルの土地に設立されたが、1974年、ガグリア政府小学校の元の建物はテトゥリア川によって洗い流されたため、別の場所へと移動した。
学校は現在会議室や事務室を増築するため、スリープルのハシェム サルダールさんが所有する老朽化した家屋に一時的に移された。
学校には4人の教師と、男女合わせて122人の生徒がいる。
1974年、元の建物が崩壊したあと、学校は一時的に引っ越しを余儀なくされたが、それは二度目のテトゥリア川によって洗い流された2000年まで続いた。
学校は再び引っ越し、今度は堤防上に作られた。スリープルユニオンメンバーのアミール ホサイン ガジさんが話してくれた。
不幸にも2012年、災害がふたたび学校を襲った。洪水はテトゥリア堤防を越え、学校は3度目の引っ越しを余儀なくされた。それが現在の場所で、最初の設立場所から5キロ離れた川の向こう側だった。
現在の状態ではすべての生徒を受け入れることができない。学校のイムラン マハブブ校長補佐はいう。
ここは学校に適した場所として一時的に選ばれたが、当局は学校をどこに建設するかまだ白紙だ。イムラン氏は付け加えた。
一方で教室はここ4年間、屋根のない状態が続く。雨が降ると授業は休みになる。
「私たちはちゃんとした教室を持っていません。なぜ雨が降ったら家に帰らなければならないのでしょうか」
一年生のショハグさんはいう。
再三の要求にもかかわらず、当局は学校の新校舎建設のため、何もしていない。地元に住むザキール ホセインさんは強調する。
ソーシャルワーカーのマフムード ホサインさんは「このような状況はひどいですし、地域の子どもたちの教育に影響を与えていますい」と話した。
連絡を取ったメヘンディゴンジMehendiganj郡教育担当助手はいう。
「私たちはテトゥリア川の土手に、間に合わせのブリキ屋根で葺いた学校を作るよう、30万タカ(39万円)で認可しました」
政府は学校の未来についてどのような計画を持っているか尋ねられたアクトルザマン郡教育担当者は、学校の状況について十分情報を持っていないのでコメントできないと話した。
The Daily Star July 30 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/learning-under-the-open-sky-1261543
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #学校 #屋根のない教室
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