ブータン、帯域幅輸入か

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ブータンはバングラデシュからインターネット帯域幅を輸入することを真剣に考えている。
現在南アジア内陸国を訪問中のタラナ ハリム通信担当国務大臣が話した。

ブータンのDN ジュンジェル情報通信大臣は月曜日、ティンプーで行われたタラナ大臣との会談で関心を表明した。

「この問題はブータンのツェリン・トブゲ首相と会談でも取り上げられました」
タラナ大臣は電話でデイリースターに話した。

ブータンは帯域幅輸出量や価格、ルートを決めるため、11月までに代表団をバングラデシュへ送るという。

現在ブータンは、毎秒2GB(ギガバイト)のインターネット接続を使っている。

バングラデシュがブータンへ帯域幅を輸出するには、インド領土を通る必要がある。光ファイバケーブルも敷設しなかればならない。

タラナ大臣は先週行われたインドのマノジ シンハ通信大臣との会合で、この問題について議論し、インド側から肯定的な反応を得た。

インドは東部地方のため、今年2月、バングラデシュ海底ケーブルカンパニー株式会社(BSCCL)から帯域幅を輸入することを始めた。

先週タラナ大臣がデリーを訪れた際、インド国営通信会社バーラト サンチャール ニガム社(BSNL)から帯域幅輸出代として、27万5千ドル(2784万6500円)の小切手を受け取った。

バングラデシュは海底ケーブルで、毎秒200GBの帯域幅接続を持っている。現在東南アジア、中東、西ヨーロッパ4(SEA-ME-WE 4),と自国で、およそ毎秒130GBを使用する。

バングラデシュは12月、第二海底ケーブル(SEA-ME-WE 5)を接続する。これにより別に毎秒1300GBのインターネット帯域幅を使えるようになる。

タラナ大臣はBSCCLの幹部と一緒にトリプラ州のマニク サルカール首相や、BSNL関係者とも会談し、バングラデシュからもっと帯域幅を輸入するよう呼びかけた。

トリプラ州のほか、メガラヤ州、マニプル州、ナガランド州、ミゾラム州を含むインド東部の州ではインターネット帯域幅の需要がある。

バングラデシュはブータンの後、ネパールに帯域幅を輸出することを求めていくだろう。BSCCLの高官が話した。

The Daily Star Aug 03 2016
http://www.thedailystar.net/business/bhutan-keen-import-internet-bandwidth-bangladesh-1263469
翻訳:吉本
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