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国内の少数民族の90%以上の人が賃金の低い、貧困から脱却できない非公式な仕事に従事している。
農村部の平均的な非公式雇用の割合は87.5%だ。80%が能力開発研修を受けておらず、少数民族のわずか2.63%しか熟練労働者として働いていない。
“バングラデシュ先住民少数民族のスキルと雇用基準評価”調査は、バングラデシュ開発研究所(BIDS)がスイスの開発協力機関(SDC)、国際労働機関(ILO)の支援を受け、最近実施したものだ。
調査結果が昨日、ダッカのBIDSオフィスで開かれた関係者による議論で共有された。
驚くべきことにこの調査は無教育失業者(0.11%)より大卒失業者(2.04%)の失業率が高いという、失業と教育の逆の関係性を示した。
調査結果はチッタゴン丘陵地帯(CHT)の半数世帯(51.1%)が貧困世帯であることを示した。平野部の貧困率は35%だ。
2010年の政府の調査では、全国の農村部の貧困率は35.2%だった。
1万世帯の調査のうち2千世帯は丘陵地帯、残りは平野部で行った。
結果に基づいて調査では、能力開発研修や機関間の調整、産業・労働市場との強い繋がり、カギとなる機関の十分な配置、郡や県レベルでの少数民族に優しいルール作りを提案した。
The Daily Star Aug 11 2016
http://www.thedailystar.net/city/90pc-ethnic-minority-doing-informal-jobs-1267924
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #チッタゴン丘陵地帯 #少数民族
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