80億の農業起業基金

80億の農業起業基金
【Financial Express】次会計年度(2019年7月-2020年6月)の農業ベースプロジェクトの資金調達のため、中央銀行(BB)は『起業支援基金』(ESF)として80億タカ(105.7億円)の配分を求めた。

また、2020ー21会計年度と2023ー24会計年度のESFとして、350億タカ(462.5億円)を要求した。

ESFの下、既存の農業ベースプロジェクトの円滑な運営には、約200億タカ(264.3億円)が必要となる。

「次会計年度、ESF下の農業ベースプロジェクトに80億タカを配分するよう、財務省に要請しました」

「起業家から多数の申請書を受け取りました。ESF農業基金は資本不足に直面しているのに対し、情報技術部門は余剰資金を抱えています」
 BB関係者は話した。

これについて連絡した財務省関係者は、「中央銀行から手紙を受け取りました。我々は現在、この問題に取り組んでいます」と話した。

政府は2000-01会計年度、農業部門(精米・製粉工場や漁船、冷蔵倉庫などサブ部門などを含む)や情報技術部門の起業家を支援し、雇用機会を増やすため、自己資本・起業家基金(EEF)を導入した。

財務省関係者によると、EEFの代わりとして、それより規模の大きいESFが始まったのは2018年7月だという。

20年近く続いたEEFは当初BBが管理していた。2009年6月、BBは管理を国営投資法人(ICB)に引き渡した。

ICB資本管理会社がEEFプロジェクトの評価を行い、まず総額10億タカ(13.2億円)が割り当てられた。

発足から現在まで、政府はESFのため222.5億タカ(298億円)を予算配分した。農業部門に171.3億タカ(226.4億円)、ICT部門に51.2億タカ(67.7億円)付けたと関係者はいう。

最新データによると、ESFの下、農業関連プロジェクト1923件に対し、2018年11月まで345.7億タカ(456.8億円)が認可され、142.6億タカ(188.4億タカ)が支払われた。

一方、ICTプロジェクト140件に対し、21.8億タカ(28.8億円)を認可し、2018年11月までに13億タカ(17.2億円)が130プロジェクトに支払われた。

BBは農業ベースプロジェクトの円滑な運営のために、現予算の中から総額30億タカ(39.6億円)割当てるよう政府に求めた。

Bangladesh News/Financial Express Jan 16 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bb-seeks-tk-80b-for-esf-to-fund-agro-based-projects-1547526620
翻訳:吉本
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