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ビーマン・バングラデシュ航空は昨日、サウジアラビア当局からハッジ便を15便、追加運行する許可を得た。これにより少なくとも5400人のハッジ巡礼者の不安が解消されることになる。
「ビーマンがサウジアラビア民間航空局からハッジ便15便を追加運行する許可を得たことは、非常に良い知らせです。これでメッカへ巡礼する5485人の不確かさが、明らかに解消されるでしょう」
ビーマン航空のサノワール ホサイン総支配人はデイリースターに話した。
ビーマン航空は8月4日、今年のハッジ便を立ち上げて以来、巡礼者不足で少なくとも15便のキャンセルを強いられた。これらの便があれば5500人以上の巡礼者をジッダまで送ることができたとビーマン航空の職員は話す。
巡礼者不足のため、ビーマン航空は600以上空席がある状態で運航していた。情報筋によると、バングラデシュハッジ代理店協会(HAAB)と宗教省は互いに相手の“無責任と不誠実”を非難しあい、このため多くの巡礼予定者がサウジアラビアに向かえずにいたという。
こうした背景により、6千人以上の巡礼者の命運はビーマン航空が増便を行わない限り、不確かなものとなった。
これとは別に、どうにかビザは手に入れられたものの、チケットを入手できないためにまだ出発していない巡礼者が数百人いる。ハッジ代理店はこれらの人々のチケットやフライト日程を確保できていない。アシュコナ・ハッジキャンプのHAABやハッジ事務所関係者がデイリースターに話した。
ビーマン・バングラデシュ航空やサウジアラビア航空は、今年の巡礼を行うために政府によって選ばれた。
合計10万1758人のバングラデシュ人が今年、ハッジを行うと予測されている。月の観測次第だが、9月12日までとなりそうだ。
サウジアラビア民間航空局はビーマン航空に5万500人以上の巡礼者を輸送するため112便を許可したが、15便がキャンセルされたことで懸念が生じた。
ホサイン総支配人によると、ビーマン航空は現在までハッジ専用便51便とその他の定期便19便で、2万4307人の巡礼者をジッダへ輸送し、残りの巡礼者は最終日の9月5日までに追加のハッジ便で輸送するという。
「ビーマンがサウジアラビア民間航空局から増便の許可を得られなければ、現在ダッカ(Dhaka)にいる巡礼を熱望するすべての人々を輸送することはできませんでした」とホサイン氏はいう。
ビーマン航空の職員によると、ハッジ専用便が巡礼者全員をジッダへ輸送するのに十分でなさそうであっても、さらに5~600人をサウジアラビアに送ることができるという。
人の鎖
ハッジ代理店がフライトの日程を4回も変更したことに苛立った巡礼予定者らは昨日、マイメンシン(Mymensingh)県トリシャル(Trishal)で人の鎖を作り抗議集会を行った。
シラジゴンジ(Sirajganj)やタンガイル(Tangail)、ジャマルプール(Jamalpur)、マイメンシン出身の女性22人を含む70人ほどの巡礼者は、ある代理店で8月5日のフライトを確保した。
その後ガジプール(Gazipur)のマウナトラベル&ツアーズの経営者アリ アシュラフ氏により、日程は4回変更された。
最終的に8月28日にフライトを行うと代理店は伝えたが、これも9月4日に変更となった。
集まった巡礼者たちは抗議集会の中で、トリシャル郡ニルバヒオフィサー(nirbahi officer)を通し、首相と宗教大臣に覚書を提出した。
ここ2日ほど、代理店職員の電話は電源が切られたままだった。
The Daily Star Aug 24 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/biman-gets-extra-hajj-flights-1274590
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ハッジ #航空便
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