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マイメンシン(Mymensingh)県バルカ(Bhaluka)郡の女子高校生たちは、通学の苦労から解放されるため、道路の荒廃した箇所を修復した。
ダムショール・ハリムネッサ・チョウドゥラニ記念女子高校の生徒たちは月曜日、一日かけてレンガ敷きの道路約500メートルを修復した。
この道路はバルカ、モッリクバリ(Mollickbari)、シャキプール(Shakhipur)を繋いでいる。トラックのような大型車両が道路を行き来し、深刻な損傷を生じていた。この道路は雨季には使用に適さなくなるものの、修理はされていなかった。
生徒や先生、村人たちは荒廃した道路のせいでひどく苦しめられていたという。
校長のアンワラ ニナさんは、生徒たちがここ4ヶ月間、通学時に深刻な困難に直面していたため、自力で道路を修復することを決めたという。
およそ1千人の生徒は学校に通うためにこの道路を使う必要がある。しかしその道路がぬかるんだことで、生徒たちはとても苦しむこととなった。
「バルカ郡行政官のカムルル アーサン タルクデールさんにこの事を知らせました。彼は道路の修復用にトラック2台分の砂を準備してくれました」
その砂の量では修復作業に足りなかったため、アンワラ校長自身もレンガと砂を買うため、1万400タカ(1万3700円)を支出した。生徒たちも学校のスカウトチーム主導で修復作業を手伝ってくれたとアンワラ校長は話した。
この接続道路は数百人の生徒や村人たちが使っているため、他の生徒たちとの共同作業を楽しめた。スカウトチームに所属する10年生のリヤ ラニさんは話す。
ラニさんのクラスメイトで同じくスカウトチーム所属のナディシャ アクタールさんは、彼女たちは生徒たちのため、修復作業をする準備が出来ていたと話す。
郡行政官のカムルル氏は取材に対し、彼女たちはよくやってくれたと、その果たした役目を称賛した。
ここから国内各地に魚を輸送するため、様々な種類の大型車がこの接続道路を走る。だから道路状態を一年中適切に保っておくことは困難だとカムルル氏は話す。
生徒たちが何の問題もなく学校に通えるよう、乾季には道路の再建設が行われる。カムルル氏は話した。
The Daily Star Sep 02 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/commendable-job-girls-1279186
翻訳:長谷川
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