【The Daily Star】シャージャラル科学技術大学(SUST)の4人の学生が開発したバーチャルリアリティ(VR)プロジェクトが、世界的なコンテスト『NASA'sスペースアプリチャレンジ』で優勝した。
『ルナVR』と呼ばれるこのモバイルVRアプリを使うと、誰でもアポロ11号の月面着陸体験や、人工衛星の周りを歩き回ることができる。
優勝したチームオリク(Olik)は、NASAが提供した3Dモデルやデータを使って仮想デモンストレーションを創った。チームリーダーのアブ・サビク・モウディさんによると、NASAもチームに解決すべき課題をいくつか与えたという。
「こんな世界的な賞を受賞した気持ちをうまく表現することができません。私たちはNASAの宇宙科学者たちと出会う機会を得て、直接、衛星を打ち上げる体験ができるのです」
SUST地理・環境学部生のモウディさんは喜びを表した。
他の3人のメンバーは同学部のカジ・マイヌル・イスラムさんとサッビール・ハサンさん、物理学部のSM・ラフィ―・アドナンさん。
まとめ役のSUSTコンピュータ科学・工学部のビシュワプリヨ・チャクラバーティ准教授がNASA訪問に同行する。
チームオリクは世界1395チームの頂点に立った。
16日、チームの優勝は電子メールで知らされた。チームはNASA航空宇宙科学研究センターを訪問するよう求められたと、モウディさんは補足した。
12月8日、チームオリクは選考ラウンドの早い段階で、カリフォルニアとクアラルンプール、山口(日本)のチームと共にトップ4に選ばれた。
バングラデシュソフトウェア情報サービス協会(BASIS)はBASIS学生フォーラムの主導のもと、毎年『NASAスペースアプリチャレンジ』に出場するチームを組織してきた。
今年、全国で大規模な予選を行い、2千チームからトップ40を選んだ。BASISはその中からさらに8チームを選び、NASAに書類申請した。
ムスタファ・ジャバール通信情報相、ジュナイド・アーメド・パラクICT担当国務相が優勝チームを祝福した。
BASISの元会長でもあるジャバール氏は、若者の手でデジタルバングラデシュが発展してきたと話した。
「この若者チームを誇りに思います」
Bangladesh News/The Daily Star Feb 18 2019
https://www.thedailystar.net/country/bangladesh-sust-student-wins-nasa-space-apps-challenge-2018-1703422
翻訳:吉本
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