海洋保護計画に支援求める

海洋保護計画に支援求める
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環境・森林省の文書によると、海洋資源保護統合計画の進展を促進するため、バングラデシュは国際社会の支援を求めた。

アンワール ホサイン モンジュ環境・森林大臣は、9月15日、16日にワシントンDCで開催された「私たちの海2016」会議で、海洋資源保護へのバングラデシュ政府の取り組みを提示しながら「バングラデシュはスウォッチ・オブ・ノー・グラウンド(SoNG:Swatch of No Ground)海洋保護区(MPA)の適切な管理のため、統合管理計画を用意し実施するのに必要な技術的・財政的な支援を必要としています」と話した。

モンジュ大臣は、約2万996平方マイルの地域と約16万6千平方キロの海域を覆うバングラデシュの広大な沿岸地域を含む、世界中の海洋資源の可能性や適切な管理について計画を立てる最も良い時期であるという。

バングラデシュの海域はイルカ、ネズミイルカ、クジラ、サメ、エイ、ウミガメ、そして世界的危機にある多数種など、世界で最も多様で最も大きな個体群を支えている。

バングラデシュは現在、海洋大型生物の比較的大きな個体群を支えているが、漁具の致命的なもつれ、増加する塩分濃度、気候変動による現在の環境の変化により、海洋大型生物は脅かされていると大臣はいう。

「海洋大型生物を絶滅から保護するために、バングラデシュ政府はシュンドルボンのマングローブ林沖合の浅い河口海域と、SoNGの海底峡谷入り口の深海海域の1738平方キロで、最初の海洋保護地域を宣言しました」

政府は海洋保護地域を設置することで、保護活動がなく絶滅の恐れがある海洋大型生物に、世界的なセーフティーネットを提供していると大臣はいう。

海洋保護地域はバングラデシュの沖合の海域に生息するクジラ類の長期保護のために設置された。

アジア・太平洋での持続可能な開発のため、バングラデシュは53ヶ国と協力し、海洋資源の保護と持続可能な使用を促進していると大臣は会議で発表した。

Prothom Alo Sep 20 2016
http://en.prothom-alo.com/environment/news/121749/Dhaka-seeks-global-support-for-marine-protection
翻訳:アラトモ
#バングラデシュ #ニュース #海洋保護