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インドの格安航空会社スパイスジェットは商圏の拡大と新たな機会を求め、12月、国際線経路にバングラデシュを加える。
スパイスジェットのアジャイ シング代表取締役社長は月曜日、同社がコルカタ(Kolkata)からダッカ(Dhaka)やチッタゴン(Chittagong)へ毎日、直通便を運航すると話した。
ダッカとチッタゴンは、スパイスジェットがコルカタと新たに接続しようとしている7つの目的地のうちの2つだ。
PTI通信の報道によると、シング社長は月曜日、西ベンガル州のママタ バネルジー首相と会談を行った後、この計画を発表したという。
さらにスパイスジェットはドゥルガプジャ祭(Durga Puja festiavls)直前の10月4日、コルカタからシルチャール(Silchar)、アイザウル(Aizawl)、グワハティ(Guwahati)、ゴラクプール(Gorakhpur)、ヴィザグ(Vizag)便の運航を始めるという。
「我々はヤンゴン(Yangon)やドバイ(Dubai)、シャールジャ(Sharjah)便という選択肢も模索しています。11月には2本目のバンコク便を運航し、近い将来にはジャイプール(Jaipur)行きの便も運航します」
シング社長によると、スパイスジェットは2年前に廃業の瀬戸際から"逆転の成功"を収めたという。
計画はコルカタを国内便と国際便の両方の拠点にするというものだ。
タイムズ・オブ・インディアによると、コルカタはデリー(Delhi)とハイデラバード(Hyderabad)に次ぐスパイスジェット第3の拠点となり、ボーイング737-800やボンバルディア・ダッシュ8 Q400の基地にもなるという。
スパイスジェットは西ベンガル州政府が行っている航空タービン燃料に対する税払い戻しを活用し、コルカタから多数の新規航空便就航を発表した。
西ベンガル州のアミト ミトラ財務大臣によると、国家政府の新たな政策の下、コルカタの新規、追加航空便は航空タービン燃料に対して15%の税払い戻しを受けられるという。これはインド都市圏の中では最も低い数字だ。
「払い戻し率は30%ですが、我々は15%に引き下げました。デリーでは20%、ムンバイ(Munbai)では25%です」
ミトラ財務大臣はコルカタで記者団に話した。
低い税金による好機であり、市民は競争による恩恵を得られるようになるとミトラ財務大臣はいう。
"接続性"を増やすべく、ママタ首相は当局に対し、直ちに文書を送ると話した。
さらにママタ首相はスパイスジェットに対し、東部都市圏と欧州直通便の接続を検討するよう要請した。
「政府はこの件に関して、あらゆる可能な支援を行います。乗客たちはイギリスやフランス、ドイツに向かう際、他の都市に行かなければならないのです。あなた方は多くの乗客を獲得できます。学生たちもヨーロッパに行っています」
PTI通信によると、ママタ首相はシング社長にこう話したという。
隔週発行の旅行観光雑誌"バングラデシュ・モニター"のカジ ワヒドゥル アラム編集長は、バングラデシュへスパイスジェットが参入することで競争が促進されるだろうと話した。
現在、インドの航空会社エアインディアやジェットエアウェイズ、バングラデシュの航空会社リージェントエアウェイズやバングラデシュ国営ビーマン航空が、ダッカーコルカタ便や他のインドの都市行きの航空便を運航している。
The Daily Star Sep 21 2016
http://www.thedailystar.net/business/spicejet-connect-dhaka-kolkata-dec-1287055
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ダッカ #コルカタ
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