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"秋の日は、避けることのできないより寒い季節へと向かい、終わりに近づいていく"
秋は夏から冬への移行を特徴付けるため、作家たちは秋をこのように描写する。
だがヒンズー教徒にとって秋は祝祭の季節だ。天国のドゥルガ女神が、地球にある父の住まいを訪ねる季節だ。
ドゥルガ・プジャを祝うことでドゥルガ女神の滞在を歓迎し、誉め称えるため、ヒンズー社会は最も大きな信心深い祝祭を手配する。それは今年、10月7日に始まる。
祝祭の一環として、仮設寺院マンダプ(mandaps)がすべてのシレット(Sylhet)管区に設置された。
プジャ・ウドジャパン(Udjapan)評議会によると、シレット県600ヶ所と市街地45ヶ所を含む約2500のマンダプが管区に設置されたという。
彫刻家も神像の最後の仕上げに忙しい。
ドゥルガ・プジャは崇拝の時間であるだけではなく、土着の美しい芸術の祭典だ。ラマバザール(Lamabazar)地区の彫刻家はいう。
職人の技術を見ようと訪れる人々でその地区は賑やかだ。
「私たちは皆、祝祭を心待ちにしている。しかし5日間の祝祭に対し、休暇は1日しかない」
訪問者の1人デボブロタ(Debobrota)チョードリーさんはいう。
「神像の製作には粘土から装飾まで、多くの儀式を含む過程があります。あらゆる像は何代にも渡って受け継がれた技術を使って彫刻され、塗装されます」
地区の彫刻家サガル・ポールさんはいう。
通常、神像一式をつくるのに約2万タカ(約2万5700円)~10万タカ(約12.9万円)かかる。一式にはドゥルガ、ラクシュミ、サラスワティ(Saraswati)、カルティク(Kartik)、ガネシュ(Ganesh)、ライオン、そして邪悪な力-アシュル(Ashur)の神像が含まれる。
「しかし、もはや以前とは同じではありません。ある彫刻家は神像の製作だけで生計を立てることができない。生活費や原料価格と比較して、販売価格は上昇してません」
彫刻家サンカル ポールさんはいう。
「私たちはこの点に関し、関係当局の介入を必要としている」
ポールさんは付け加えた。
The Daily Star Sep 26 2016
http://www.thedailystar.net/city/giving-the-final-touches-1289704
翻訳:アラトモ
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