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野菜を栽培するため、自発的に畑を始める女性がラルモニルハット(Lalmonirhat)県で増えている。
すでに有望な結果が出ており、女性たちは熟練農家としての評判を得ている。
「女性は男性よりも良い結果を出しています」
ラルモニルハット農業振興局のビドゥ ブサン ロイ副局長はいう。
「少なくとも1万人の女性が農業、特に野菜生産に携わっています。彼女たちは男性の手助けなしに自分の土地、もしくは借りた土地を使っています。農業の未来にとってとても良い発展です」
「私はこの5年間、2ビガの土地で野菜を育ててきました」
アディトマリ郡(Aditmari)ゴボルダン村に住むネハラン ベガムさん(45歳)はいう。
「かつてはフルタイム労働者として地元の農家で働き、一日に多くて125タカ(約160円)の稼ぎでした。家族の土地は手つかずのままでした。状況は良くなっています」
「私が2010年に4ベガの土地で野菜を初めて育てたとき、7万2千タカ(約9万3千円)を稼ぎました。昨年の稼ぎは14万タカ(約18万円)以上でした」
ラルモニルハットサダー郡(Sadar)フルガッチ村のゼリン ベガムさん(42歳)はいう。彼女は農業を始める前、一ヶ月間のトレーニングコースを受講した。
隣人のデロワラ ベガムさん(25歳)は、ここ3年間夫が借りている3ビガの土地で野菜を育てている。
「夫は畑で儲けを出すことができませんでした。私がそれを変えたんです。私が育てている野菜はわずかながら利益になっています。」
彼女は全ての作業を夫の手助けなしに行っているという。
アディトマリ郡カムラバリ村のサンディヤ ラニ(Sandhya Rani)さん(40歳)は6年間、6ビガの土地で野菜を栽培し、3人の子どもの教育費を含めた5人家族の毎日の生活費を維持してきた。
「数年前、夫はどうやって安定した収入を得られるかと混乱していました。土地を借り、野菜を栽培することで私が夫のジレンマを解決しました。以来生活費をカバーし、貯金するため、毎年銀行に約9万タカ(約12万円)預けられるようになりました」
ビドゥ ブサン ロイ副局長によると、女性はしばし野菜栽培で男性農家よりも優れ、より高い収穫を得るという。
「女性は生産したものを売るために市場に行く必要がありません。野菜の取引業者は畑から直接購入します」
女性たちが野菜栽培に変化を起こしたことで、農業に関わる県全体の女性にとても大きな良い変化をもたらしたと副局長は話した。
The Daily Star Sep 27 2016
http://www.thedailystar.net/country/women-farmers-do-better-1290295
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #女性 #農業
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