毎年75万人の10代が出産

毎年75万人の10代が出産
【The Daily Star】国連の新しい報告書によると、バングラデシュの10代(15〜19歳)の出産率は依然として高く、毎年およそ75万人が出産しているという。

「思春期の出産率は1994年に33%、2018年には31%と、過去25年間で横ばいのままだ」
国連人口基金(UNFPA)の主要年次報告書『世界人口報告書2019』は述べた。

報告書は17日、ダッカ開かれたプログラムで正式に公表された。

『未完の事業:すべての人の権利と選択の追求』をテーマにしたプログラムは、過去50年間で女性の生殖権がどのように変化してきたかを取り上げた。

「毎年およそ75万人の10代が出産しています。これは少女たちが教育を受け続けたり、労働市場へ参入する可能性がほとんどないことを示しています」
UNFPAバングラデシュの代表アサ・トルケルッソン博士は述べた。

既婚の少女たちが現代的な避妊薬を使用する率は47%で、2度目の出産を、推奨する3年より短い期間で行う少女が42%いると、報告書は指摘する。

「総出産に占める10代の出産割合は25%で、これは毎年約75万人の少女が出産していることを意味する」

児童婚のまん延について報告書は、2018年は59%だったとして、児童婚減少率はスローペースだと述べている。

報告書によると、バングラデシュは教育(特に女子)、労働生産人口への投資、児童死亡率などの指標で目覚ましい進歩を遂げたとする。

一方、他のいくつかの指標に関して、やるべきことがまだたくさんあるとした。 とりわけ、児童婚まん延率、10代の出産率、中等教育の不完全率、若者の失業率は注視しなければならないと述べた。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Apr 18 2019
https://www.thedailystar.net/backpage/news/nearly-75-lakh-teenagers-give-birth-every-year-1731184
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #10代 #出産率 #児童婚 #国連人口基金