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世界競争力報告書によると、バングラデシュでビジネスを行う際の大きな障壁はインフラの欠如だという。
バングラデシュは"世界競争力報告書2016-17"で、昨年より1つ順位を上げ106位だった。
世界経済フォーラムが作成したこの報告書は水曜日、ダッカ(Dhaka)のCIRDAPホールで、政策協議センター(CPD)が公開した。
バングラデシュ国内でビジネスを行うには、いまだに汚職が重要な問題である。CPDのコンダケール ゴラム モアッゼム氏が報告書を読み上げた。
「汚職と金融部門の統治不足はバングラデシュでビジネスをする際、相変わらず大きな障壁となっています」
モアッゼム氏はいう。
報告書によると、ビジネスの一番の障壁はインフラの不十分さで、その後に汚職や金融への限られたアクセス、官僚制度の非効率さが続くという。
政治的な不安定性、犯罪や窃盗、政府の不安定性もバングラデシュの順位が低い原因だ。
だが2015年1～12月にかけて実施した調査に基く昨年の報告内容と比較すると、1.06％向上したと報告書は指摘する。合計89企業が経営幹部意見調査に参加した。
バングラデシュは衛生と初等教育で、順位を101位から105位に落とした。
報告書によると、バングラデシュは基本的な要求水準についてまだ良い実績を出せていないという。
「我々はごく一部の部門だけではなく、全部門の改善に力を注ぐ必要があります。バングラデシュは上位中所得国になるための準備がいまだ整っていません」
モアッゼム氏はいう。
「我々がこれまで行ってきた改善では不十分です。我々が歩いている間、他の国は目標に向かって走っているのです」
世界銀行の基準ではバングラデシュは現在下位中所得国に分類される。だが国際連合の分類ではバングラデシュはいまだに後発開発途上国だ。
アジアではマレーシアが最上位だった。南アジアでは、インドは昨年の55位から39位に順位を上げ、パキスタンは最下位のままだった。
Prothom Alo Sep 28 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/122965/Bangladesh-106th-in-competiveness-among-138
長谷川
#バングラデシュ #ニュース #世界競争力
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