データソフトの決済アプリ

データソフトの決済アプリ
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国内大手のソフトウェア企業データソフトバングラデシュ株式会社と、新設ベンチャー企業のファイネテック株式会社は昨日、決済用アプリ"ペイ365"を立ち上げた。

ダッチバングラ銀行株式会社(DBBL)が受け皿となり、アプリにおける商人向けサービスの提供や決済を行う。

このアプリにより、スマートフォン利用者はどこの小売店でも自分のスマートフォンで決済を行えるようになる。ジュナイト アーメド パラク情報通信技術(ICT)担当国務大臣はダッカ(Dhaka)のショナルガオホテル行われたアプリ立ち上げイベントでそう話した。

「携帯電話を、物理的な財布よりも安全にすることができました」
データソフト代表取締役社長のマーブーブ ザマン氏はいう。

ザマン氏によると、デビットカードやクレジットカードの利用者は契約の際、一度カード番号を入力しなければならないが、その後はカードを使う必要が無いという。

だがセキュリティ上の理由から、全ての取引には暗証番号が使われるだろうとザマン氏はいう。
「あらゆる情報は暗号化され、ダッチバングラ銀行によって安全に守られます」

声明によれば、ダッチバングラ銀行はペイ365の開発支援でも大きな役目を果たしたという。

ダッチバングラ銀行の代表者によると、銀行はペイ365がVISAやマスターカード、バングラデシュ銀行による規制に従い、国際基準を確実に維持するようにしてきたという。

「ペイ365がアメリカのアップルペイやグーグルウォレット、インドのルペイやペイトムのような、バングラデシュ初のモバイルウォレットになったことを嬉しく思います」
パラク国務大臣は話した。

この新しいアプリは様々な商品のオンライン取引の拡大を加速させ、国内取引や商業を発展させる助けになるとパラク大臣はいう。

「これらの技術を使うことでより多くの若者が新しいアイデアが閃くよう、政府はこういったアプリの国内開発者に対し、必要な援助を提供する準備ができています」

「この新しいアプリがデジタル金融取引の円滑化に大きな役割を持ち、取引やビジネスを進歩させてくれることを願っています」

データソフトによると、ペイ365のユーザーはアプリからQRコードを生成し、アプリ加盟店でスマートフォンをスキャンすることになるという。

DBBLは自身のモバイルバンキングをペイ365と統合する動きも見せている。DBBLにモバイル口座を持っている利用者は、ペイ365で決済することが可能だ。

ペイ365は人々の生活に変革をもたらすとザマン氏は考える。

QRコードを介した決済の導入は、バングラデシュの顧客の購買行動や生活様式に実際の変化をもたらすだろうとザマン氏はいう。

ファイネテックの創設者モハイミン モスタファ氏は米国で学士号を取得し、ペイ365の構想を携えてバングラデシュに戻ってきた。

声明によれば、ペイ365は決済に加え、共通報酬システム(Universal Reward System)を備えており、ユーザーはあらゆる小売店でポイントの獲得や精算ができるという。

「我々の目標はこの報酬システムを用いて、決済産業で顧客関係管理の専門家となり、バングラデシュで決済システムを必要とする小売ビジネスや電子取引、その他のあらゆるビジネスを高めていくことです」
最初のターゲット層は若い世代であるとモスタファ氏はいう。

ソフトウェア情報サービスバングラデシュ協会のムスタファ ジャッバール会長、DBBLのサイエム アーメド会長、データソフトのM マンジュール マームード取締役兼最高執行責任者とディル アフロズ ベグム取締役も立ち上げイベントに出席した。

The Daily Star Aug 12 2016
http://www.thedailystar.net/business/datasoft-fyne-tech-team-dbbl-launch-payment-app-1268512
翻訳:長谷川
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