ADB、80億ドルを貸し付け

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アジア開発銀行(ADB)は木曜日、バングラデシュのインフラ改善を目的として今後5年間で80億ドル(8084億円)を低金利で貸し出すと発表した。

ADBによると、"バングラデシュに対する公共・民間部門貸し付けを、2016年から2020年の間に80億ドルに増額し、バングラデシュ経済の強靭化と多様化、地域内貿易を強化するために必要となるインフラ整備や技術の構築を支援する"という。

貸し付けの主眼は、インフラ面の制約緩和、人的資本の向上、経済回廊の開発、農村部の生計改善、気候変動や災害に強いインフラとサービスの提供だ。

80億ドルの中には、バングラデシュ南部に交易と観光をもたらし、ミャンマーや東南アジア各地へのアクセスを改善する鉄道路線の建設を目的とした15億ドル(1516億ドル)も含まれる。

160億人が住むバングラデシュの成長を阻害する大きな要因の一つとして、インフラの貧弱さは度々引き合いに出される。

ADBはマニラに拠点を置き、日本と米国が権限を握る。2011年から15年の間に50億ドル(5,053億円)以上をバングラデシュに貸し出した。

Prothom Alo Sep 29 2016
http://en.prothom-alo.com/economy/news/123053/ADB-pledges-8-bln-in-loans-to-Bangladesh-over-5

翻訳:長谷川
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