トイレはまだそこに

トイレはまだそこに
シレット市内カジルバザール橋近くのスルマ川東側、2階建ての建物の1階に最近建設されたトイレは、環境活動家の多数の抗議にもかかわらず、関係当局の介入不足が原因で、いまだ魚の取引業者によって使われている。

特派員が火曜日にその地域を訪問したとき、8つのトイレの排泄物が管を通って川へ直接放出されていた。

デイリースターも9月10日、「スルマ川を滅ぼすため、川に陣取るトイレ」というタイトルの記事を発表し、問題を浮き彫りにした。

そのトイレは地域の魚取引業者のため、カジルバザール水産業者組合によって造られた。

「スルマ川は国の歴史の一部です。しかし、浸食、廃棄物の投棄、そして最近は土手に沿うトイレの絶え間ない脅威にさらされています」
スルマ川管理者で、シレットのバングラデシュ・ポリベシュ(Poribesh)アンドロン(Andolon)の事務局長アブドゥル・カリム・キム氏はいう。

連絡を受けたカジルバザール魚取引業者組合のジャハンギル・アラム事務局長は、その土地は組合が所有しているという。

「私たちは関係当局に必要な措置をとるよう求めました」
遺産環境保存(Save the Heritage and Environment)のアブドゥル・ヒエ(Hye)・アル・ハディ上級調整官は話す。

環境活動家が土曜日、トイレの即時撤去を求め、覚書きをシレット県令に提出した。

川の土手を売ることはできないし、譲渡もできない。そして土地管理マニュアル通り、誰も川の土手に建物を建設することは許されないと環境活動家はいう。

「審議官は24時間以内にトイレを解体すると言ったが、何も起こらなかった」
川管理者のアブドゥル・カリム・キム氏がいう。

「私は何も時間を指定しなかったが、その問題を調査するため、すでに治安判事を任命した。できるだけ早くトイレを解体するよう水開発委員会に命じる」
連絡を受けたモハンマド・ジョイナル・アベディン県令は話した。

The Daily Star Sep 30 2016
http://www.thedailystar.net/city/toilets-still-there-1291933
翻訳:アラトモ
#バングラデシュ #ニュース #トイレ