未登録SIM1千万個遮断

未登録SIM1千万個遮断
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規制委員会が生体認証のない接続を無効にする決定を行ったことで、通信業界は8月だけで1千万人以上の加入者を失った。

8月末時点の有効携帯電話接続総数は1億1840万件で、7月の1億2890万件から減少した。

バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)のシャージャハン マームード会長によれば、顧客データベースには大幅な重複があったため、接続数の減少を心配する必要は全くないという。

「減少はこの業界に影響を及ぼしません。これは確かな事です。我々には今、携帯電話利用者の清潔で信頼できるデータベースがあります」

バングラデシュ携帯電話通信会社協会のTIM ヌルル カビール事務局長も同調した。

「我々はこれを予期していました。我々は現在変革段階にあり、各社は今までのところ問題ありません」
カビール事務局長はいう。

無効化されたSIMのうち、およそ880万個に有効なインターネット接続があった。これらは携帯電話のデータ通信に悪影響を与える可能性がある。

8月末時点の携帯電話の有効なインターネット接続総数は5120万件で、7月の6010万件から減少した。

昨年12月、政府は全てのSIMについて生体認証による再登録を義務化した。

この手続きは今年の5月31日まで続き、各社は6月から未登録SIMの無効化を開始した。

BTRCの職員によると、5月31日までに1億1600万個のSIMが生体認証され、数十万個のSIMは期限後に罰金を支払って再登録されたという。

一方、議会常設委員会の報告によると、国営企業のテレトークは8月に230万個のSIMを遮断したとされる。

規定では90日間使用されていないSIMは、無効として扱われるという。

BTRCは3週間前、全ての携帯電話会社から情報を集めたものの、SIM接続に関する8月の月次報告はまだ発表していない。

BTRCの職員によると、通常BTRCでは2週間以内に月次報告を公開するが、今回は接続数の大幅低下やいくつかの修正内容があるため、報告作成に時間がかかっているという。BTRCは報告書を公開する前、承認を受けるため、会長に提出した。

公式データ数字が減少したことで、バングラデシュの世界ランキングは間違いなく低下するだろうとBTRCの職員は話す。

バングラデシュの携帯電話加入者数は6月時点で世界10位だった。携帯電話普及率は84%、携帯電話のインターネット接続普及率は40%だった。だが政府が未登録SIM撲滅に動き出したことで、この数字は急降下するだろうと専門家は話した。

The Daily Star Oct 12 2016
http://www.thedailystar.net/business/1cr-unregistered-sims-blocked-crackdown-1297687
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #携帯電話