イード行楽客の苦痛

イード行楽客の苦痛
【The Daily Star】当局が直ちに対策を講じないと、交通渋滞や車両不足、道路状態の悪さなどで、数千人のイード行楽客が苦痛を受ける可能性がある。バングラデシュ・ジャトリ・カルヤン(Jatri Kalyan) サミティは述べた。

旅客福祉協会(ジャトリ・カルヤン・サミティ)は、道路の4分の1が老朽化している上、バス、列車、水上輸送が乗客数に比べて不十分であることを確認したという。

複数の主要高速道路や交差点ではすでに交通渋滞が発生しているため、道路状態が悪いとさらに状況が悪化する可能性がある。協会は国民記者クラブで開かれた円卓会議で述べた。

Such vehicles, inset, often get involved in fatal crashes on highways. The photos were taken at a workshop in Gabtoli yesterday. Photo: Rashed Shumon


また、車両不足を埋めるため、多くの不適合車や三輪車が高速道路を走っている。バスは少しでも距離を稼ぐため、スピードを上げている。そのため、事故の危険性は増しているという。

協会は行楽客の苦痛を減らすため、政府が不適合車を厳しく規制し、三輪車やバイクの高速道路走行を制限し、路肩の屋台を立ち退かせ、船舶の過積載を取り締まるよう勧告した。

協会のモザンメル・ホック・チョードリー事務局長は道路・高速局(RHD)のデータを引用しながら、昨年より道路状態は良いが、26%(5千km)の道路が老朽化しているという。

「来たるべきイード休暇中、約1150万人がダッカを脱出します。また、3900万人以上が住んでいる県からよそへ出かけます。私たちはそんな大移動に対処するために必要な道路や公共交通機関を持っていません」

イード期間中、4万4374本のバス、2万7962本のミニバス、177編成の列車、4250隻の船舶の運行が予定されている。モザンメル氏は交通事故について、昨年のイード休暇中、スピード超過、無謀運転、不適合車両が主な死亡事故の原因になったという。昨年は514件の交通事故があり、598人が死亡、2225人が負傷した。

国家人権委員会(NHRC)前会長のミザヌル・ラハマン教授は、乗客の安全は寛大さの問題ではなく、権利の問題だという。

「バングラデシュは今やリッチな国になり、人権は守られています。そして、貧しい人々に注意を払わなくなっています」

ダッカ大学教授(ミザヌル氏)は政府に対し、あらゆるレベルの機関で透明性と説明責任を確保し、適切な法律の施行を通じて、乗客の安全を確保する政策を行うよう求めた。

RHDのモハンマド・ベライェト・ホサイン局長補は、複数の対策を取っているので、乗客はイード休暇中、苦痛に直面することは減るだろうと強調した。

Bangladesh News/The Daily Star May 30 2019
https://www.thedailystar.net/city/news/eid-holidaymakers-rough-ride-1750921
翻訳:吉本
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