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クアラルンプールに拠点を持つソフトウェア・情報技術(IT)アウトソーシング企業ドプトールは昨日、バングラデシュでの操業を開始した。
同社代表取締役のマスド ラナ氏によれば、ドプトールは完全なオフィス自動化システムだという。
このシステムは人事や会計、支払い、企業経営分野のあらゆる職場でデジタル化を支援するとラナ氏。ラナ氏はドプトールの創設者で、バングラデシュ人だ。
世界情報サービス産業機構取締役のサブール カーン氏は、ダッカ(Dhaka)のデイリースターセンターで行われたプログラムで、システムの発表を行った。
このプログラムでは"タッチアンドゴー"というICカードが展示された。このカードを使えばあらゆる種類の公共料金やバス、電車、タクシーの運賃、食料品店、ショッピングモールの代金を支払えるという。
バングラデシュでこの類のサービスを開始するのは今が好機であるとカーン氏は話す。
バングラデシュ・オープンソースネットワークのムニール ハサン事務局長によると、現在の国内の情報通信技術(ICT)市場は年間20億ドル(2077億円)以上の規模だが、このうち12億ドル(1246億円)は外国企業によって国外に流出しているという。
プログラムにはアフガニスタン石油省前顧問のコンドカール サレク スフィ氏、サミット・テルクノポリー代表取締役のアブ レザ カーン氏、キャリアハブ代表取締役兼デシュグループ会長のロケヤ カデル氏も出席した。
The Daily Star Oct 18 2016
http://www.thedailystar.net/business/malaysian-it-firm-sets-foot-bangladesh-1300177
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #外国企業
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