ジャガイモ生産者に良い利益

ジャガイモ生産者に良い利益
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国内北部地方4県の農家は、冬の始まりの高い需要期にたくさんの利益を得るため、今年の早生ジャガイモの作付を開始した。

「私たちは去年、早生ジャガイモで多くの利益を得ることができました」
ジョイプールハット(Joypurhat)県アケルプール(Akkelpur)郡ジャマルガンジ村の農家、ジュルヒコール アリさんは話した。

ロングプール(Rangpur)県、ディナジプール(Dinajpur)県、ジョイプールハット(Joypurhat)県、ナオガオン(Naogaon)県農業普及局担当者たちは、この近辺の農家は通常9月下旬から10月まで早生ジャガイモの作付を行い、11月中旬から収穫できるようになると話した。

早生ジャガイモは昨年、4県3万6千エーカーで栽培された。

特派員がディナジプールとロングプール各地を訪れたとき、農家はジャガイモを作付したり、作付準備で忙しい時を過ごしていた。

「私は去年、1モーンドあたり1600タカ(2125円)で早生ジャガイモを販売しました。今年も同じ値段で売れるのではないかと期待しています」
ロングプール県タラガンジ(Taraganj)郡のアブ カラムさんは話した。今年カラムさんは2エーカーでジャガイモを作付したという。

農家は高収量を得るため、アリスティカやガノーラ、ロマーナといった品種を植える。天気が良ければたくさんとれると農家は口々に話した。

「種イモ価格は9月中下旬から10月にかけて安いままでした。12月初めに本格的なジャガイモの植え付けが始まると、値段が上がるのです」
ディナジプール町レイルバザリハットのジャガイモ種子トレーダをするトファザル ホサインさんは話した。種イモは品質に応じて1500~1700タカ(1992~2257円)だという。

早生品種ジャガイモを栽培する多くの農家はレイルバザリハットから種イモを買う。
「種イモ価格は手ごろです」
ディナジプールサダー(Dinajpur Sadar)郡ベンジベチャガット地区の農家、サイフル イスラムさんは話した。

ディナージプル、ロングプール、ジョイプールハット、ナオガオン農業普及局の担当者たちは、ジャガイモは去年2.9ヘクタールで作付されたという。今年の目標はまだ調整中だ。

農家は去年ヘクタール当たり、22.7トンのジャガイモを収穫した。

昨シーズン生産したジャガイモは今、地元市場で20~25タカ(27~33円)で売られている。
ディナージプル町の消費者AK アザドさんは話した。

「私たちは去年までの2シーズン、政情不安によって多額な損失を被りましたが、今シーズンは良い価格を期待しています」
ディナジプールサダー郡チェヘルガジ村のアジジュール ラーマンさんは話した。

The Daily Star Oct 24 2016
http://www.thedailystar.net/country/growers-eye-good-profit-1303231

翻訳:吉本
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