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シャンタハール(Shantahar)~ラルモニルハット(Lalmonirhat)間鉄道路線のボグラ(Bogra)県内の70キロメートル部分に設置されている72の踏切のうち、18ヶ所では門番または列車通過中に車や歩行者の通行を止める設備がなく、いつ事故が起こってもおかしくはない危険な状態だ。
県内にはシャンタハール、アダムディギ(Adamdighi)、ナシュラトプール(Nashratpur)、アルタフナガール(Altafnagar)、タロラ(Talora)、パンチピール(Panchpir)、カハルー(Kahaloo)、ボグラ、ガブトリ(Gabtoli)、シュカンプクール(Sukhanpukur)、サイエドアーメドカレッジ(Syed Ahmed College)、バレールパラ(Bhalerpara)、ショナトラ(Sonatola)の13駅がある。
シャンタハール駅からショナトラ駅の間にある72ヶ所の踏切のうち、54ヶ所は門番や横木があって線路を横断する車を止めるが、残り18ヶ所では一日中開け放たれている。
未承認かつ危険な踏切はボグラに4ヶ所、ガブトリに3ヶ所、ナシュラトプールとタロラ、カハルーにはそれぞれ2ヶ所、アダムディギとアルタフナガール、シュカンクプール、バレールパラ、ショナトラにそれぞれ1ヶ所ずつある。
ボグラ町内ケロパラホリバショール地区、アジズルホクカレッジゲート前、シャーアルディギ、プランボグラ発電所の危険な踏切を、多数のバスやトラック、マイクロバス、三輪自動車、そして通学する生徒数千人を含む歩行者が毎日渡っている。
ボグラ駅が管轄する24メガワット発電所付近プランボグラにある踏切は、いつでも事故が起こりうる危険な状態のままだ。地元の学校教師のアティクル イスラムさんは話す。
「プランボグラやアジズルホクカレッジゲートでは、毎日何度か危険を冒して踏切を渡らなければいけません」
アジズルホク政府カレッジの学生エムダドゥル ホクさんは話す。
政府の鉄道警察関係者によると、過去数年間、危険な踏切で電車と衝突したことで何人か死亡し、他にも負傷した人が多数いるという。
2010年にサブグラム踏切でマイクロバスの乗員2人が、2012年9月にガブトリ~スカンプクール間で三輪自動車の乗員1人が、2013年2月20日にパンチピール~タロラ間で自動車の乗員2人が、2013年6月20日にシャーアルディギで商人1人が、2013年9月にケロパラで女性が、2013年12月にサイエドアーメドカレッジ駅付近で牧畜商人4人がそれぞれ事故で亡くなっている。
「深刻な人員不足のため、バングラデシュ鉄道(BR)西部地区当局は踏切に十分な門番を配置できませんでした。上りと下りの列車16本がシャンタハール~ラルモニルハット区間を1時間半で通過していきますが、関係するタスクを適切に実施するには、従業員数が少なすぎます」
ガブトリ駅長のサジェドゥール ラーマン氏はいう。
「保護されていない踏切を保護するため、横木や小屋の建設の入札が募集されています。当局は既に広告を出しており、踏切を電車が通過する際、車の進入を止める人員を募集している所です」
BRボグラ副技師補佐のアフザル ホサインさんは話した。
The Daily Star Oct 28 2016
http://www.thedailystar.net/country/18-level-crossings-unsafe-commuters-pedestrians-1305694
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #踏切 #危険地帯
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