データソフトが道を示す

データソフトが道を示す
バングラデシュではコンピューター使用がまだ初期段階だった1988年、モウブーブザーマン氏はITビジネスを届け出た。

払込資本金わずか100万タカ(132万4千円)で旅は始まった。

彼はいつもバングラデシュ人は論理的で分析力があり、国はIT可能性を利用しなければならないという、しっかりした信念を持っていた。

今日、データソフトシステムズバングラデシュは年間売上高4億2千万タカ(5億5641億円)を持ち、348人のソフトウェアエンジニアを採用している。バングラデシュをより高みに押し上げ、グローバル経済の中で大きな役割を果たすため、その使命は拡大し続けている。
「私はデータソフトを単にビジネスとしてだけでは見ていません。これはこの国に変化をもたらすための使命なのです」
ザーマン社長はデイリースターのインタビューで話した。

ザーマン社長は10月28日、デイリースターとバングラデシュソフトウェア・情報サービス協会(BASIS)により、ICT先駆者として表彰された。

データソフトは創業以来、官民両方の組織に847のプロジェクトを提供してきた。その中にはチッタゴン税関の自動化や、土地登記ソリューションが含まれる。

また9銀行にコアバンキングソリューションを、100マイクロファイナンス機関の4500以上の支店にサービスを提供してきた。

だが旅はいつもスムーズではなかったし、乗り越えるハードルはたくさんあったとザーマン社長はいう。

データソフトはトップレベルのソフトウェア開発プロセス会社であることを示す指標、CMMIレベル5の認定を受ける。

日本でのビジネス可能性を追求し、「モノのインターネット」(IoT)と呼ばれる新技術を活用する。また資本を調達するため、今年度公開(go public)を予定している。

モノのインターネット(IoT)はインターネットの発展形で、毎日のオブジェクトはネットワーク接続され、送受信することができる。

前BASIS会長でもあるザーマン氏は、インターネットは人間同士のふれあいのために使われたが、今やマシンは他のマシンや携帯電話やエアコンと相互作用するという。

「もし私たちの業界がモノのインターネット(IoT)化を進めていけば、よい見通しが立つでしょう。私たちは業界を新しいレベルに引き上げなくてはなりません。私たちはすべてこの使命のために進んでいく必要があります。私たちがこの可能性を利用することができれば、経済をより高いレベルに持っていくことができるでしょう」

このため教育システムの中でコンピューターを利用するなど、業界と学会の関係を深めていくことが必要だとザーマン社長は話した。

ザーマン社長は最近国内で進んでいるICT分野の発展を賞賛した。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 02 2016
http://www.thedailystar.net/business/datasoft-boss-shows-the-way-1308133

翻訳:吉本
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