登録納税者数増加を予測

登録納税者数増加を予測
AMA ムヒト財務大臣は現会計年度末まで登録納税者数が約11%増の250万人になると予測している。これにより政府がより多くの税収を得る助けになるだろう。

「新規納税者数は増えつつあります」
ダッカ(Dhaka)アガルガオン(Agargaon)で建設中の歳入庁(NBR)本部で1週間行われる"税フェア"の開幕式でムヒト大臣は話した。

毎年開催され、今年7回目のこのイベントは他管区でも始まっており、初日は数百人の納税者が訪れた。フェアは11月7日まで開催される。

ダッカでは正式な開会時間よりも数時間前から納税者たちが集まり、収税担当者たちは納税者の質問に対応していた。

NBR職員によると、11月1日~7日の間、県の中心市では4日間、29郡でも2日間フェアが開かれるという。NBRは57郡でも車を使った出張フェアを開催する。

ムヒト大臣はフェアでオンライン納税申告書提出システムの稼働開始を宣言し、現会計年度が始まって以後新たに35万人の納税者が登録され、納税者識別番号(TIN)を与えられたとした。

NBRによれば、現在225万人以上がTINを持っているという。

人口1億6千万人のうち、納税申告を提出している人がわずか130万人であることは恥ずべきことだとムヒト大臣は話す。だが登録納税者数の増加は明るい話題であるとも補足した。

「これはプライドの問題ですが、バングラデシュは世界的に見れば非常に少ない税金しか収集できていません」
バングラデシュの税収は近隣諸国の中で最も低いとムヒト大臣はいう。

ムヒト大臣によれば、この国の税収と公共予算は水準に達していないという。

「しかし今回、我々は今後2年間でこの恥ずべき状態から脱出できると思われます」
2018-19会計年度には5兆タカ(6.6兆円)の予算を組むだろうとムヒト大臣は話した。

「今やそれは実現の可能性を帯びてきました」
ムヒト大臣は2016-17会計年度第1四半期に税収が目標を上回ったことに言及した。

バングラデシュは2041年までに先進国になれるだろう。人々が進歩を熱望しているためだ。

NBRは今年のフェアで納税者を、ミルプール2、ラジラクミウッタラ、オフィサーズクラブ、ダッカ大学の4ヶ所からシャトルバスで会場まで送っている。

オンライン納税申告書提出システムの立ち上げ後は、etaxnbr.gov.bdで納税申告書を提出できるようになる。

納税者は税務署を訪れる必要がなくなるとNBR職員は話す。

会場の電子提出ブース担当の職員によれば、申告書提出のため、提出する税務署からユーザー名とパスワードを受け取るフォームに記入する必要があるという。

この税フェアは外国からの賞賛を得ているとMA マンナン財務計画担当国務大臣は話す。

歳入庁は納税者に優しい文化を作るための取り組みを行っていると、同庁モハンマド ノジブール ラーマン長官は話した。

バングラデシュ商工会議所連盟のアブドゥル マトルブ アーマド会長は、フェアに参加する納税者が増えていることは人々が税金や付加価値税(VAT)を払おうとしていることだと話した。

アーマド会長は政府に対し、外国のバングラデシュ大使館に税金部門を開設するよう提案した。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 02 2016
http://www.thedailystar.net/business/muhith-expects-more-taxpayers-year-end-1308169

翻訳:長谷川 
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