期間が1週間延長されたことで、ほとんどの母ヒルサは禁漁中の22日間で産卵したと専門家は話した。
禁漁期間終了の水曜日以降、捕まえたヒルサのほとんどは卵を持っていなかった。
チャンドプール(Chandpur)県水産研究所の最高科学責任者アニスル ラーマン氏は、前年の禁漁は15日間だったと話した。
「今年の禁漁期間の拡大は母ヒルサを保護するため、完全に成功しました」
昨年ヒルサの水揚げ高は38万7千トンだったが、今年は50万トンに急増した。
木曜日、チャンドプールサダー郡ドカンガ地区を訪問した特派員は、バドマで漁を再開し、漁獲したものを熱心に販売する漁師の姿を目にした。卸売市場に積み上げられたヒルサは卵を持っていなかった。
A trader carries hilsa at Karwan Bazar wholesale fish market in the capital. The government had banned hilsa fishing from October 12 to November 2 to protect mother hilsas and increase fish production. The photos were taken yesterday. Photo: Alam Palash, Anisur Rahman
ミザヌル ラーマン氏は禁漁中、仲間の漁師と共に川へ行くのを控えた。だが政府から20キロもらうことになっていた米は、16キロしかもらえなかったと主張する。
そして政府は米と一緒に、漁師に現金を提供すべきだと付け加えた。
イブラヒムプールユニオン議会のMd サフィン ディワン議員は、禁止に違反しないよう15人のメンバーで委員会を作り、寝ずの番をしたと話した。委員会は漁に行く船を一隻たりとも許さなかったという。
チャンドプール県水産官のシャヒクル ラーマン氏は、前年の禁止期間中は膨大な母ヒルサが捕まえられたが、今年はほぼ0だったと話した。
バングラデシュ沿岸警備隊と河川警察の対策本部は10月12日から11月2日までの禁漁期間中、チャンドプール県内で145回の推進活動と134回の移動裁判所を実施した。この間、61人の漁師が禁止に違反したとして拘留し、75万メートルの刺し網、11隻のボート、297キロのヒルサを押収した。
移動裁判所は36人の漁師に懲役を、他25人に8万7千タカ(11万5336円)の罰金を言い渡し、関連した61例に告訴状を提出した。
チャンドプール県のアブダス サブール モンダル県令は、禁止によって漁師や一般人の意識が芽生え、将来的に利益を得るだろうと話した。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 05 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/fishing-ban-may-raise-hilsa-output-1309672
翻訳:吉本
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