警察はメッセージ送信の秘密確保や、可能な限り犯罪者の盗聴を防ぐため、デジタル移動無線(DMR)と呼ばれるハイテク内部通信ネットワークを国内で開発することに着手した。
警察本部は既存のアナログシステムを置き換え、全国すべての警察署へネットワークを拡大することを決定した。現在パイロットプロジェクトの一環としてDMRシステムの下、現在ダッカ管轄17警察署のうち15ヶ所に設置する。プロセスに精通する職員は、話した。
15ヶ所にシステムを導入するため、2040台の携帯電話と301台の固定電話、20台の中継器を購入したという。
「システムは一見高価なように見えますが、最終的には自分の携帯電話を使って電話をかけなくてよくなり、コストは節約できるでしょう」
警察幹部は匿名を条件にBSSに話した。
だが全国にDMRネットワークを確立し、携帯電話のように1対1やグループで会話をしたり、メッセージを送信したりするまで"いくらかの時間"がかかるかもしれないと警察幹部は補足した。
現在使用されているwalki-talkiシステムは秘密性の保護に失敗した。DMRシステムは1対1やグループ間の会話を聞くことが出来ない方法で開発される。警察担当者は、話した。
すべてのDMR機器は中国のハイテラコミュニケーションズ株式会社から購入した。プロジェクトは政府のデジタルバングラデシュキャンペーンに合わせ、数年前、9300万タカ(1億2377万円)のコストで計画された。
Prothom Alo Nov 07 2016
http://en.prothom-alo.com/science-technology/news/128015/Police-to-introduce-Digital-Mobile-Radio-15
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #デジタル移動無線 #秘密保護
関連