ジャーマンウォッチが作成した"世界気候リスク指数2017"によれば、バングラデシュは1996年から2015年にかけて最も気候の影響を受けた10ヶ国のうちに入っているという。
今年バングラデシュはこの指数で108ヶ国中6位で、改善は見られない。
この20年間、バングラデシュは最も過酷な気象現象に見舞われた。
指数によれば、昨年の下位10ヶ国に名を連ねた国は全て、今年も下位10ヶ国になったという。
西半球で最も貧しい国ハイチ、ホンジュラス、ミャンマーは過去20年で最も影響を受けた国トップ3の位置を保った。
List of the ten most climate affected nations. Photo–Screangrab
ランキングはハイチを襲ったハリケーン"サンディ"や、ホンジュラスを襲ったハリケーン"ミッチ"など、並外れて破壊的な災害に影響される。ミャンマーも14万人と推定される死者を出し、約240万人の資産に被害を与えた2008年のサイクロン"ナルギス"を筆頭とする被害を受けている。
隣国インドも2015年、いくつかの過酷な気象現象に直面した。季節外れの降雨の影響で2月と3月に洪水が発生した後、5月に世界史上(EMDAT=災害データベース)最も死者を出した(2300人超)熱波に苦しめられ、その後は平年よりずっと弱いモンスーン(雨季)が訪れた。
ジャーマンウォッチ世界気候リスク指数は、過酷な気象災害の影響やそれに関連する社会経済的なデータに関し、入手可能な最も信頼できるデータセットの一つに基づき分析されている。
バングラデシュ/Prothom Alo Nov 08 2016
http://en.prothom-alo.com/environment/news/128295/Bangladesh-among-ten-most-climate-affected-nations
翻訳:長谷川
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