ブラフモンバリア(Brahmanbaria)県ナシールナガール(Nasirnagar)郡など、国内各地で最近発生した少数派への襲撃に対し、国中の文化組織、社会政治組織、専門家組織が非難と抗議を続けている。
各組織は様々な抗議運動を展開し、昨日はこれらの悪質な襲撃に関与した者に対する懲戒処罰や少数派の安全を要求した。
ベテラン左派政治家のパンカジ バッタチャリヤ氏は、反排他主義のジャーナリスト団体"サンプロダイカタビロディ・サングバディク・マンチャ"が首都ダッカ(Dhaka)の国会記者クラブ前で組んだ人の鎖に加わった折、地方行政や議員、与党アワミ連盟はこの蛮行に対する責任を免れないと話した。
ダッカ記者連盟前会長のシャヘド チョウドリー氏は、地方議員で漁業畜産大臣のムハマド サイエドゥル ホック氏の役割を批判し、氏の解任を首相に要請した。
バングラデシュジャーナリスト連盟(BFUJ)前事務局長のアブドゥル ジャリル ブイアン氏、ダッカ記者連盟事務局長のラズ アーメド氏も人の鎖に加わり、これらの事件について司法調査を求めた。
Journalists under the banner of Shamprodayikotabirodhi Sangbadik Mancha form a human chain before the capital’s Jatiya Press Club yesterday, demanding punishment for the attackers. Photo: Star
国立博物館の前では、"アムラ ブラフモンバリアバシ(私たちはブラフモンバリアの住人だ)"と書かれた横断幕の下で人の鎖が組まれた。
"サムリタ サングスクリティク ジョテ"事務局長のハサン アリフ氏はこれに加わり、原理主義や排他主義に反対する文化的運動を強化する必要性を強調した。
詩人のアサド チョウドリーさんはこれらの襲撃を"中世的な野蛮"と呼び、政府は迅速に対処する必要があり、人々は少数派に対するこのような"計画的"蛮行に反対する歩みを進めていると話した。
バングラデシュグループシアター連盟事務局長補佐のチャンダン レザ氏、詩人協会会長のムハンマド サマド教授、日刊紙サングバド編集長代理のコンドカール ムニルッザマン氏、詩人のアシム サハさんも演説した。
ダッカ大学映画・テレビ研究学科長のシャフィウル アラム ブイヤン氏は人の鎖に対し、これらの犯罪に歯止めをかけるには法執行機関だけではなく、それ以上に人々の精神の変化が必要であると話した。
ダッカ大学教員協会は、キャンパス内にある"征服されざるベンガル"(彫刻作品)の周りで人の鎖を組んだ。
ラジシャヒ大学とジャガナト大学もそれぞれのキャンパスで人の鎖を組み、一般市民もチッタゴン(Chittagong)市のニューマーケット地区で人の鎖を組むとともに行進し、襲撃への抗議を行った。
ボリシャル(Barisal)県では、バングラデシュ共産党とバングラデシュ社会党も同様の抗議運動を行った。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 09 2016
http://www.thedailystar.net/city/widespread-protests-go-1311772
翻訳:長谷川
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