列車を使った違法輸送

バングラデシュ西部、ボグラ(Bogra)県のシャンタハルからラルモニルハット路線では長期にわたり、鉄道職員の面前で仲介業者による複数商品の違法輸送が行われている。

列車で違法に商品を輸送することは通勤客へ脅威をもたらし、列車の遅延原因となる。

地元の複数の若者は仲介業者が商品を列車に載せて輸送するのを手伝い、金をもらっている。金は列車の運転手と分配される。

ガイバンダ(Gaibandha)県ボナルパラ地域のパイナップル取引業者アリム ウディンさんは、若者たちを使って列車で商品を運ぶことは、切符を買って商品の運送料を払うより安いと話した。

モヒマガンジのバナナ取引業者ギアス アリさんは、13年間、安い費用でバナナを列車に載せて運んだという。

領収証なしでお金を集めることについて尋ねると、徴収者は十分な返答をすることができなかった。

運転手は取引業者に対し、列車に商品をおかないよう求めたが、業者たちは言うことを聞かないという。

郵便列車パドマラグは民間会社SRトレーダーズに貸し出された。

SRトレーダーズのパドマラグ列車の担当者セリム ホサイン氏は列車で商品を輸送するのは違法で、列車に商品を積載することを止めるため、政府の鉄道警察(GRP)の助けを借りると話した。

ガブトリのサジェダル ラーマン駅長は、政府はただ商業目的で列車を貸し出したのだと話した。エンジンのメンテナンスや、管理者や運転手、その他の職員の給料は政府が支払う。

ボグラのベンジャラル イスラム駅長は列車に商品を載せて違法に運ぶ人々に対し、何らかの措置が講じられると話した。

バングラデシュ/The Daily Star 10 2016
http://www.thedailystar.net/country/illegal-carrying-goods-trains-common-1312258
翻訳:米澤 
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