バングラデシュ北部、ラルモニルハット(Lalmonirhat) 県サダー(Sadar)郡ドゥラクチ村のドゥラクチ政府小学校ではここ2年間、毎週土曜日と火曜日に学校前で市場が開催されるため、児童の学校活動が妨げられている。
この2日間は学校の前にとてもたくさんの人が集まるため、児童は授業に参加できないという。
「買った商品を時々学校の玄関に入れておく人もいます」
児童はいう。
児童はたくさんの人が引き起こす喧噪で、授業に集中できないと教師はいう。
村民のガーディアン アンワル イスラムさん(45)は、学校は長年困っているが、関係当局は黙ったまま、どんな措置もとっていないという。
「私たちは学校施設を解放する措置を取るよう要請したが、まだ何も行われていません」
「学校の敷地は正午から商人や買い物客が来てごった返します」
カルナプール村の商人ジルール ラフマンさんは話す。
町の買物客ハビブル ラーマンさんは雨が降ったときなど、時々買ったものを学校の玄関に入れておくことがあるが、学校当局はそれに対して反対しないという。
市場委員会のメンバーで学校運営委員会のジョナブ アリ委員長は、今、学校の敷地は市場から解放されているが、2,3ヶ月前まで確かに市場として使われていたと話す。
「買い物客や商人は雨が降ったら学校の玄関へ避難します」
マムタズ ベガム校長は学校敷地内に市場を持つことについて反対している。
「市場委員会に通知した後、市場は撤去されました。もし市場委員会がふたたび学校敷地内を使って市場を開くとなったら、関係当局に法的措置を取るよう要求するでしょう」
バングラデシュ/The Daily Star Nov 18 2016
http://www.thedailystar.net/country/market-school-premises-1316359
翻訳:吉本
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