開発費は2016-17年度の最初の4ヶ月間は前年度より2%以上増加して13.6%に達したが、政府の野心的な予算を考えればまだ遅れている。
今年の年次開発計画は昨年より50.9%大きい1兆2334億6千万タカ(1兆7271億1千万円)で、1兆タカ(127億ドル:1兆4千万円)を超えた。
計画省の実施・モニタリング・評価部門(IMED)の統計によると、7月から10月の政府支出は前年比44.64%増、1677億2千万タカ(2348億4千万円)となった。
政府は最近ADP(年次開発計画)実施を加速するため、数多くのイニシアチブを取っている。ADP実施は2012年から13年にかけて低迷していた。
これには開発プロジェクトのタイムリーで効果的な実施を促進するためのプロジェクト準備資金の作成、各省庁の直接インタビューによるプロジェクトディレクターの任命、プロジェクトを監視・評価するため各政府機関に専任職員の派遣、ADPの長年にわたる「非運用」プロジェクトの廃止が含まれる。
IMEDはプロジェクトサイクル中に直面した課題に基づき、毎年の進捗報告書に推奨事項を定期的に提供する。
今年は約10の大型省庁(電力、地方政府、橋、鉄道、道路・高速道路、初等・大衆教育、保健福祉教育、住宅・公共事業、水資源)が割り当ての73%を得た。
電力部門は配分の24.21%、地方自治体部門は20.57%、初等教育省は18.09%を費やした。
だが橋梁部門は7.13%、鉄道は10.78%、道路部門は8.05%、保健省は6.41%、教育省は9.17%、公共事業省は10.27%、水資源省は5.22%だった。
7月から10月にかけて科学技術省は全省庁で最も高い配分の49.33%を、続いて災害管理救援省が36.61%を占めた。
立法・議会事務部門は36.57%、経済部門は32.37%、内部資源部門は27.33%、法務省は24.84%、女性・子ども事務部門は24.50%だった。世界銀行は、ADP規模は政府の支出能力との関連で大きいと話す。
いつものように実施は難題で、過去の経験に基づき、実際のADP利用率は予算額より15~20%少なくなる可能性があると世界銀行は補足した。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 21 2016
http://www.thedailystar.net/business/development-spending-slightly-1317853
翻訳:松本
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