教育専門家たちはSSC学習要項の科目数を削減する、教科書を易しくする、同一試験用紙での共通テストを行うなど、国内の中等教育の水準を改善するため、15項目の奨励案を考え出した。
他の提案は選択肢の改良や独創的な質問パターンを作るためのクエスチョンバンクの作成、全校で読書する日を行うことなどだ。
「これらの奨励案を実行するための策は講じられています」
ヌルル イスラム ナヒド教育大臣は昨日、省内で行われた会見で奨励案を読み上げた。
2019年から全教育課程の生徒が、同じ試験用紙で共通テストを受けることになるという。
さらに9、10学年の何冊かの教科書は早急に改訂されるだろうと話す。そうすれば生徒は2018年の1月1日にその教科書を手にできる。
15項目の奨励案は11月の25日、26日、コックスバザールのホテルで開かれた中等教育水準についての2日間のワークショップで最終調整されたと大臣。ワークショップには国内の著名な教育専門家やアカデミー会員が参加した。
国内では中等教育について長年に渡る論争があった。共通テストは毎年目もくらむような通過率だった。教育システムは損なわれつつあると、教育専門家たちは幾度にもわたって議論してきた。
教育省は解決策について彼らの見解を得るため、教育専門家たちといつくかのプログラムを開催した。
共通テストの間、生徒たちへのプレッシャーを和らげるため、体育、スポーツ健康科学、美術工芸、キャリア教育はSSC学習要項から削除されるべきだ。ワークショップでアカデミー会員たちは話した。
代わりにこれらの科目が学校で、正規の評価システムで教えられるべきだ。これらの科目を適切で、魅力的な方法で生徒に教えるための方法を探し出すことをアカデミー会員たちは主張したという。
学校ではこれらの科目に対し、競合科目が用意されるべきだとナヒド大臣は引用しながら話した。
アカデミー会員は2012年に作られた学校カリキュラムの見直しをするため、教育専門家たちで構成する委員会を作ることを提案した。
教育専門家たちは9、10学年の教科書を改訂するための委員会を作るよう提案した。そうすれば教科書は魅力的になり、より分かり易いものになる。
教育課程と並行した活動は学校に組み込まれるべきで、そうすれば生徒はより読もうという気持ちになる。さらには全校読書の日が宣言されるべきだ。
奨励案について大臣は、全教師は質問や答案評価テキストを必須で準備する必要がある。またもう一方の提案は選択肢や独創的な質問パターンを改良するため、アイテムバンク(クエスチョンバンク)を作ることだと話した。
全教育専門家は教育部門への予算割り当て増加の必要性を強調した。
また現在の世界の試験の仕組みと調和のとれた公共試験にするため、「基準点」の導入を検討するべきだと話した。
2017年の試験は試しに「基準点」を導入して作ることができる。バングラデシュ試験開発委員会はこの作業を行うことができると専門家は話した。
このシステムは世界中で導入されている。もし導入されても、GPA-5を取る生徒には何の影響も及ぼさない。アカデミー会員でライターのムハンマド ザファル イクバル教授が昨日の記者会見で話した。
ビショオ・シャヒット・ケンドロの創設者で会長のアブ サイード教授、一般教育キャンペーン代表のラシェダ K チョードリー氏、ソホラブ ホサイン教育官、ダッカ大学副総長(運営)のモハマド アクタルッザマン教授も発言した。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 29 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/reduce-number-subjects-ssc-1321969
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #SSC #共通テスト
関連