バングラデシュのLal Teer Livestock株式会社と中国の北京ゲノム研究所(BGI)は昨日、共同でバッファローの全ゲノム配列を発表した。
ゲノム配列は、植物や動物の異なる特徴や機能(成長、発達や治癒のような)を遺伝子がどのように記憶しているか特定し、理解することができる。また、遺伝子操作により植物や動物の特定の機能を強化、追加、減下することも可能になる。
チーフゲストの商業大臣トファイル・アーメドは、バッファローのゲノム配列の草案を完成するために、Lal Teer Livestock LtdとBGIの双方を評価した。また、大臣はミルクや肉の需要を満たすためのバッファロー生産の必要性を強調した。
インドで消費されているミルクの約60%は、バッファロー産だと彼は語る。
しかし、「バングラデシュでは、ミルクの総需要の内わずか3%しかバッファローから生産できていない」と、大臣はシティホテルの「Genome Sequencing of the Riverine Buffalo」の発表式で演説した。
Lal Teer Livestock株式会社の科学役員は、バッファローがバングラデシュでの動物性タンパク質の主要な供給源の一つであると述べた。
牛肉やミルクのほとんどはバッファロー産だ。
バッファローの主な飼育地は沿岸地帯や河川だ。
バッファローは牛よりストレスに強く、バッファローの肉とミルクは牛より栄養価が高いので、バッファローを育てることは牛より有益であると、彼はいう。
バッファロー肉の脂肪の割合は、ウシよりもはるかに低く、バッファロー一頭あたりの生産量は牛より高い。
バングラデシュでは、約200万頭のバッファローを飼っていて、アジアで9番目に大きな規模になる。
バングラデシュの肉や牛乳の需要と供給には大きなギャップがある。
国際連合食糧農業機関(FAO)の推奨するミルクの摂取量は250mlですが、バングラデシュにおける一人当たりのミルクの消費量は30mlだ。肉も状況は同じだ。
現在、世界中で一人当たり42kgの食肉が生産されており、
バングラデシュでは、年間の肉の消費量は一人当たりの7.3kgだ。
しかし、世界保健機関(WHO)は年間一人当たり80kgの肉の摂取を推奨している。
アーメド大臣は、政策で事業を救うための措置をとるように全ての政党に呼びかけた。
事業は国の持続可能な経済成長を達成するために政治的に維持されるべきであると、アーメド大臣はいう。
「我々は政治的に異なる思想や活動をしますが、社会から貧困を軽減するために円滑な事業を行うための共同開発を必要としている」と、アーメド大臣は述べた。
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