モバイルデベロッパーの育成

バングラデシュ政府は、国際的なモバイル市場に進出するために、国の若者たちに国家レベルで2000のモバイルアプリケーションを開発させる見通しだ。

情報通信省大臣ジュナイト・アーメド・パラクは、首都ダッカで行われたITフェアの開催式で「我々は彼らに成長してもらうために様々なサポートを行うITのプロフェッショナルを提供します」と述べた。

昨年10月に、ICT部門は8000万Tkを要するモバイルアプリ開発プロジェクトを引き受けた。

プロジェクトは、大学や市民レベルで技術的なトレーニングをモバイルアプリ開発者に提供する。

国務大臣は、政府は地方の人々にICTサービスを提供するために全国8500の郵便局でeセンターを建てる予定だと述べる。

パラク大臣は報道で、3Gネットワークを1年以内に国中に配備すると述べた。そして、政府もコンソーシアムを通してインターネット帯域幅を7倍に増やす第2の海底ケーブルを設置する予定だと付け加えた。

運輸省大臣オバイドゥル・カデルはイベントで、ITの専門家にサイバー犯罪に対する処置を進めるよう訴えた。「バングラデシュは徐々にデジタル化に進んでいく上で、ITの専門家にはサイバー犯罪に対してより用心深くなければなりません」

フェアの主催者もメトロレールの下にBCS Computer Cityを誘致して市場沿いの大通りに橋を設置してもらいたいと訴えた。その意見に大臣は賛成の姿勢を示した。

Bangladesh Computer Samity社長Mustafa Jabbarは、バングラデシュでは、この5年の間にデジタル化における重要な前進をしたと述べた。

「この国で携帯電話によって料金を支払うことが夢でした。現在はそれが現実のことになっている」と彼はいう。そして、国のモバイル産業は現在、1ヵ月で660億Tk以上の利益を上げると付け加えた。

BCSコンピューター・シティ社長Mojibur Rahman Swapanは、フェアがバングラデシュで来るべきICC Twenty20ワールド・カップを目標として組織しているという。スローガン「Game of World Cup - Fair of Technology」は、技術の買い手を誘うために採用された。

このフェアは、入場料10Tkでコンピュータやラップトップ、モデム、マルチメディアのプロジェクターおよびインターネットセキュリティ・ソフトウェアのようないろいろなICT製品を見ることができる。

合計160社が、IDB Bhabanの国内最大のコンピュータ市場であるSher-e-Banglaに参加した。