首都ダッカのデンマーク大使館とスウェーデン大使館によって開かれた北欧会社とバングラデシュ会社間の対話型セッションは、巨大な自然エネルギーの可能性を垣間見せた。
我々に必要なことは、自然エネルギーの利用計画と積極的な活用に乗り出すことである。
ひとつに、風力発電がある。
長い海岸線の沖合での風力エネルギー開発をする一方で、丘が多い陸地に風力発電所の土地を提供できる。
次に、太陽光発電である。
年間約300日が晴れのバングラデシュは、10,000MW/日の太陽光発電が可能と見積っている。バングラデシュのDanidaビジネス組合の商業カウンセラー「Anette Galskjot」によれば、これは国の毎日の電力需要にも勝るそうだ。すでに、太陽光発電は進展しており、115MWの発電能力を有するソーラーホームシステムが280万箇所に設置されている。
そして、風力と太陽光の次は、まだ利用していない巨大な資源であるバイオガスの利用だ。
バングラデシュでは、廃棄物の処理の問題があるが、そのゴミの大部分は、有機物でありバイオガスの生産に適している。これを流用することで大きな資本にすることが可能だ。
全世界の企業家がバングラデシュの自然開発課題に多大な関心を示した。我々は優先して未開発部門へ投資して、エネルギー需要を満たす安全な方法の協同基準を発展させていかなければならない。
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