中央銀行は2014年5月31日までの10年間、中小企業借り換え制度の下、9448人の女性起業家に77億3330万Tkを援助したと、バングラデシュ銀行のデータが明らかにした。水曜日に中央銀行が発表した統計データによると、ファンドの総支出は5月の最終日までに199億8470万Tkで、61%は男性起業家、残り39%が女性起業家に支出された。
「リファイナンス・スキーム(借り替え制度)の下、女性起業家への貸付が目標を超えた」
と中小企業特別プログラム部門ゼネラルマネージャーは述べ、銀行が良い反応を得ていると付け加えた。
バングラデシュ銀行は、国内の中小企業の起業を促進することを目的に2004年、中小企業借り換え制度を導入した。中央銀行は10億Tkを用意してプログラムを開始。その中でビジネス意識を高め、全国の起業家を養成するためのイニシアチブを取った。
中央銀行はまた、女性起業家へリファイナンス基金から、少なくとも15%貸付することを指導したと中小企業特別プログラム部門GMは述べる。
初期段階、女性起業家へのローン支出は満足のいくものではなかった。だが今では女性起業家の状況は変わり、十分な資金を得られるようになったとGMは付け加えた。
2007年にはリファイナンス資金の女性起業家への融資の総支出は90万Tkに過ぎなかったが、2013年には20億240万Tkに増えた。バングラディッシュ銀行によると、2008年-4200万Tk、2009年-3億1150万Tk、2010年-11億6010万Tk、2011年-11億7220万Tk、2012年-18億5580万Tkと融資は増えてきた。2014年5月31日までの一ヶ月間では、女性起業家へ6億8840万Tkの融資があった
「女性を巻き込んだ様々な起業家活動が、社会的、経済的、文化的に持続可能な経済成長を達成するために不可欠だ」
バングラデシュ銀行協会の中小企業コンサルタントは述べる。人口の半分は女性だ。女性の経済参加は持続可能経済を実現するための非常に重要であるとSMEコンサルタントは続けた。
バングラデシュ銀行は、地域や国のメディアを通じてリファイナンススキームプログラムを啓発やセミナーや会議を催し女性企業家が活躍するためのいろいろなステップを実施している。
中央銀行は他の関連省庁や金融部門と一緒に、女性起業家の発展のため絶え間なく取り組んできた。
中央銀行は、女性起業家を支援するため、中小企業特別プログラム部局という名前の別の部署を立ち上げたとBIBM中小企業コンサルタントは述べた。
中央銀行はまた、女性への金融サービスを助けるため、「女性専用デスク」を開くよう金融機関に指示した。
バングラデシュ女性商工会議所(BWCCI)のメンバーは、中央銀行が借り換え制度の下で融資を提供することは、女性たちのビジネスの励ましになり、感謝していると述べた。そのうえで彼女は、女性起業家の向上のため、より低金利のローンを提供するよう銀行に促した。
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