帰省ラッシュ始まる

イード明けが近づき、昨日から貴重な物と一緒に首都を離れる命がけの帰省ラッシュが始まった。

行楽客は昨日の昼まではかなりスムーズに出発したが、午後になってホームラッシュが勢いを増したとたん、首都の出口地点で渋滞にはまり込むようになった。

ほとんどのバスや電車は、昨日今週最後の営業日を迎え、スケジュール通りにターミナルや駅に到着した。

イードが7月30日に祝われる場合、9日間の帰省休暇が提供され、7月27日だけ営業日となる。

昨日ダッカを出発した人々は、今日から首都の出口や高速道路の渋滞を見越し、早く帰るつもりだったと述べた。

昨日の朝Kamalapur駅へ行くと、すでに過密な列車を捕まえるため、何百人もの必死の形相をした人たちがいた。

「私の列車は午前8時30分に来ると言われ、時間通りに到着した。列車はずっと超満員だったが、時間通り目的地へ到着した」ディナージプルのパルバチプルに帰省した人は、電話越しにディリースターに語った。

バングラデシュ鉄道局長は、45本の列車が昨日の午後6時までKamalapur駅を発車したと述べた。そのうち4本だけが遅延したと彼は付け加えた。

鉄道当局はまた、最後の前売り券を昨日7月28日に販売した。

多くの乗客が帰省チケットを買うため、前夜から駅で待っていた。この風景は宗教的な祭りに先行して、毎年見ることができる。

一方バスの所有者は、今日から高速道路でひどい交通渋滞が始まるため、時間通りにバスを運行できるか恐れている。昨日はバスの運行が順調な一日だった。

「私のバスは時間通りに到着し、6時間かけてボグラへ着いた。バスは時々渋滞で立ち往生したが、それは普通のことだ」と個人バス運転手は述べている。

ShyamoliParibahan専務取締役は、彼らが昨日午後までバスの時刻表を維持することができたが、今日から状況は悪くなると述べた。

「通常、KallyanpurからAminbazar橋を渡るのは15分で済む。だがイードラッシュのおかげで、この短い距離を渡るのに二時間かかる」バスの運転手は述べ、そのような状況がバスの時刻表に影響を与えると付け加えた。

一方ある乗客は、昨日、バスの所有者が余分な運賃を上乗せしたと主張した。

「通常Jhenidah行きの切符は450Tkだ。しかし、今、同じバス会社が乗客それぞれから100Tkを余分に取っている」公立大学の学生が言う。

一方、帰省しようとしている数千人もの人々が、昨日ダッカのSadarghatターミナルへ押し寄せた。

数百人でいっぱいになったほとんどのランチ(汽艇)は、夕方には南方面向かって出発した。

「明日からランチが非常に混むので、家族と一緒に早めに出発した」と、バリサール方面のランチに乗ったラジブ・アーメドは語った。

「私たちは昨日70~75隻の船を操作した。必要であれば、数を増やします」と、バングラデシュ内陸水路(旅客事業者)協会会長は語った。

一方、政府や運送会社は、帰省旅行の中の乗客の安全を確保するための必要な措置がとられたと語った。