Agrow賞、5組が受賞

バングラデシュスタンダードチャータード銀行(SCB)が今年から導入した‘Agrow賞’を、二人の個人農家、国営機関、2つの民間企業が受賞した。世界中のスタンダードチャータード銀行で初めての農業賞だ。 

火曜日、シティホテルで開催された授賞式で、チーフゲストとして参加した農業大臣ベグム・マティア・チョードリが、受賞者に賞を手渡した。

SCBは、バングラデシュブランドフォーラムと共同で、農業部門における革新と近代化に拍車をかける顕著な貢献をした個人と法人を、5つのカテゴリーに分けて表彰した。
 
バリサールの農家カーン・Asaduzzamanは、水産物や乳製品、果物を網羅した多様な農業活動で「今年の農家(男性)」部門で受賞した。「今年の農家(女性)」部門は、ファリドプールの農家アリア・ベグムが、家禽と酪農、畜産への顕著な貢献で受賞した。 

バングラデシュ農業研究所(BARI)、国営マルチクロップ研究所は、「最優秀関連産業 革新技術と研究」部門で受賞した。 

「最優秀関連産業 サポートと実行」部門は、電力脱穀、換気乾燥機、米刈り取りなどを含む機械作業の簡易化で農業経営に貢献したとして、アリム・インダストリーズ・リミテッドが受賞した。 

クリエイション・プライベート・リミテッドは、「最優秀農業輸出」部門で賞を獲得した。これは英国、ドイツ、フランス、日本など多くの先進国に、多様なジュート製品(帆布、袋など)を輸出したことが評価されたからだと当局者は語った。 

5受賞者とは別に、ラルTEERシード株式会社は、全国の研究者、供給業者、野菜の種子の生産者に対し主導的な役割を果たしたとして、「研究及び技術革新における名誉表彰」として高く評価された。 

著名な農業専門家を含む12人の審査員が、ノミネートされたものから受賞者を選んだと、当局者は語った。 

バングラデシュスタンダードチャータード銀行最高経営責任者(CEO)ジム・マッケイブ、バングラデシュブランドフォーラム最高経営責任者Shariful・イスラム、 Bitopi・ダス・チョードリー銀行協会会長が、表彰式で話した。

ジム・マッケイブ氏は、「私はこの謙虚な試みを通し、国内の農家のやる気を引き出し、農業部門に貢献できるようになることを願っている」と述べた。 

これに先立ちSCBの当局者は、我々の主たる目的は、バングラデシュでのこの表彰を5、6年間続けることで、他の農家の成功事例を学んだり農業機関のやり方に関心を持ち、技術革新と近代化を進めると述べた。

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