政府は、バングラデシュ初の衛星「バンガバンド」を打ち上げる300億Tkのプロジェクトを承認した。
火曜日、国家経済会議(ECNEC)の執行委員会会議は、衛星打上げと2つの地上局の製造のための296.8億Tkのプロジェクト予算にゴーサインをだした。
政府は、これでケーブルチャンネルの外国衛星への依存度を軽減し、遠隔地への通信サービスを向上させ、災害警告の気象データを収集し、天然資源をマッピングするという。
政府によると、これで毎年11億Tkの節約になるという。
ハシナ首相が主宰した火曜日のECNEC会議では、衛星プロジェクトを含め、総額429.6億Tkの6つのプロジェクトを承認した。
衛星プロジェクトの296.8億Tkの費用のうち、政府は131.5億Tk強を提供する予定だ。
165.2億Tk強は、「入札者の資金調達」を通じ、「プロジェクト支援」として来るだろう。
地球の軌道上にのるバングラデシュ初の人工衛星は、通信と放送サービスを提供するため、40の自動応答機を持つことになる。
米国を拠点とするスペース・パートナーシップ・インターナショナル(SPI)はすでに衛星を設計し始め、政府との請負契約の下、打上げを助けるだろう。
衛星を制御する2つのグランドステーションは、バングラデシュ通信カンパニー・リミテッド(BTCL)が所有する土地で、ガジプールのJoydebpurとランガマティのBetbuniaが建設する。
政府は、国父バンガバンド・シェイク・ムジブル・ラーマンにちなんで名付けられた衛星が、2017年6月に宇宙に送られることを希望している。
他の5プロジェクト
AHM・ムスタファ・カマル計画大臣は、会議のあと、火曜日に承認された6つのプロジェクトは、すべて新しいことを記者団に語った。
これらのプロジェクトの総コスト236.3億Tkは、政府が不足分を提供しながら、プロジェクト援助として来る予定だ。
政府は、97.6億Tkで行われるプロジェクトの一つ「バングラデシュ鉄道の120広軌間客車の調達」を、2017年6月に完成させることを目指している。
20.7億Tkの「畜産科学技術研究所」プロジェクトもECNEC総会で承認された。これに関する5つの研究所は、2019年までに、ネットロコナ、ゴパルガンジ、クルナ、ブラフマンバリアとGaibandha県に設置される。
会議では他に4億2040万Tkのプロジェクト「クルナ市(第1期)の事前支出測量事業」を承認した。このプロジェクトは2016年6月で実施される予定だ。
他の二つのプロジェクト、6億9020万Tkの「Tamabilランド港開発」と「Nimgachhi公共養殖」もまた、火曜日の会合で承認された。
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