バングラデシュ統計局(BBS)は、世界銀行の資金援助とともに、貧困データベースの準備を始めた。
先週の土曜日、「バングラデシュ貧困データベースの構築」と名付けられたパイロット・プロジェクトが、ノルシンディで始まった。
プロジェクトは、3500万世帯の社会的・経済的地位を理解するために役立つことを目指している。
また、さまざまなプロジェクトのターゲットグループを特定し、社会的セーフティネット・プログラムをもたらすことを目指している。
世界銀行は、データベースの準備に4000万ドルを提供する。国家統計機関であるBBSは、2017年までデータベース化を完了する予定だ。
パイロット・プロジェクトの責任者Emdadul・ハク博士は、bdnews24.comに対し、「プロジェクトはノルシンディ市の1~9区のエリアやChinishpur、Hajipur行政区で行われる」と述べた。
「個人面接のデータ記録は、従来の紙とペンの代わりに、タブレット端末が使われる。プロジェクトの完了まで一週間を予定している」と彼は付け加えた。
パイロット・プロジェクトが正常に完了した場合、このプロジェクトで学んだ教訓に基き、全国調査が実施される。
土曜日、ムハマド・ナズル・イスラム水資源大臣が、ノルシンディ市立講堂で正式にパイロット・プロジェクトを発足した。
デジタルの貧困データベースは、最新の貧困データを取得し、設計し、最も脆弱なグループを対象とした指導プロジェクトを行う開発パートナーや政府機関、NGO、提供者、研究者たちの手助けとなるだろう。
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