違いはいったん脇へ:ハシナ首相、SAARCのリーダーたちへ

水曜日、シェイク・ハシナ首相は、地域の人々の真の繁栄のために、小さな違いは脇に置いて力を合わせようと、SAARC指導者たちを促した。

「SAARCは、実際に政治的総合力で大志を達成することができる。必要なことは小さな違いを脇に置き、地域の真の発展のため力を合わせることです」と彼女は述べた。

ハシナ首相は、ネパールのカトマンズ市役所で、南アジア地域協力連合(SAARC)の第18回首脳会議の就任セッションで演説した。

彼女は、結果重視とお互いが協力して一緒に反映する現実的志向をSAARCのリーダーへ呼びかけ、地域の人々に、より平和的で進歩的な結び付きと、南アジアの共通認識が持てるよう努力しようと述べた。

彼女は、より速く発展するため、SAARC諸国は、すべてのレベルの開発や使用、科学技術イノベーションの適用などで集団的努力を深める必要があると言う。

ハシナ首相は、健康、農業、食品、気候変動技術の分野でより深い協力を呼びかけ、私たちの間で交わされる率直な評価と腹を割った会話が、SAARC活動に力強さをもたらすと述べた。

シェイク・ハシナは、貧困は地域の平和と発展を妨げるSAARCの共通の敵であると言う。そして増え続ける人口の食糧と栄養保障を確保することが大きな課題であると述べた。

シェイク・ハシナは、南アジアの多くが数十年にわたり絶望的な貧困を削減し、MDGs(ミレニアム開発目標)のグラフを改善し、主要穀物の自給生産を達成していると述べた。バングラデシュでは、過去5年間6.2%の平均成長率だったが、2005年に40パーセントだった貧困率は現在24.4%に減ってきた。

彼女は、バングラデシュは国民のため、安全な飲料水と衛生の目標を達成している。しかし我々は2021年までに中所得国へ、2041年まで先進国へ仲間入りする目標があり、より多くのことを行う必要があると述べた。