バングラデシュは、女性や子どもの福祉という面では大きな進歩を遂げているが、富の分配や、教育へのアクセスの面では、さまざまな地域の世帯間で格差が残っている。 バングラデシュ統計局(BBS)の調査では、初等教育の修了率や、飲み水の入手しやすさの向上で進歩がみられるが、地域によっては子どもの栄養問題や児童婚、飲み水の入手しにくさなどの格差がある。 5歳未満の子ども5人のうち2人は発育不全で、10人に3人は低体重だと調査はいう。 裕福層の27%と比較し、最貧困層家庭の52.8パーセントの子供たちが、栄養不良状態で苦しんでいる。 「Disparities remain despite progress in Bangladesh」 The Daily Star 6 July 2015