バングラデシュはスマートフォン普及やモバイルブロードバンド、高速インターネットアクセスの成長著しい国50ヶ国に含まれた。
バングラデシュはハウェル(Huawei's)社のグローバルコネクティビティランキング2016年で、最下位パキスタンより1ランク上の49位に位置付けられた。隣国インドは44位だった。
今回で3回目となったランキングは、世界総生産の90%と人口の78%を占める50ヶ国が、どのようにデジタル変換が進んでいるか測るものだ。
測定はブロードバンド、データセンター、クラウド、ビッグデータ、インターネットの5つのテクノロジーについて、供給や需要、経験、可能性をカバーする40の指標を用いて行われる。
指標は国をスターター、アダプター、先駆者の3つのグループに分類する。
バングラデシュは100点中23点で、ICTインフラ成長の初期段階、スターターグループに入る。
バングラデシュについて報告書は、2016年のスマートフォンやモバイルインターネット、ブロードバンドの利用者数が、2015年に比べて進んだと述べている。
3Gネットワーク導入はモバイルインターネットを後押ししているが、4Gサービスもまもなく、2017年に予定されている。
バングラデシュ政府は「デジタルバングラデシュ」ビジョンのもと、2021年まで国内すべてでインターネット接続を進め、ICT労働者を増やすことを目指している。
デジタルインフラへの投資は効率と生産性を増加させて経済的活力をもたらし、GDPの向上に大いに関係してくる。
「地球全体の経済が急速にデジタル化すると同時に、世界中の仕事が革命的に変化していく」
報告書の中で、ハウェル社のケビン・ザング(Kevin Zhang)社長が述べている。
The Daily Star April 12 2016
http://www.thedailystar.net/business/bangladeshs-digital-footprints-growing-1207795
関連