今日(日曜日)は、数十億ドル規模の既製衣料品(RMG)業界史上最悪の悲劇である、ラナ・プラザの崩壊から3年目に当たる。
様々な人権団体や労働組合、左翼政党がその悲劇を思い出し、その日を記念するため、議論や集会、そして人間の鎖を含む各種プログラムを催した。UNB報告。
シャバール(Savar)にあった5つの衣料品工場が入った不法建築ビル“ラナ・プラザ”は、2013年のこの日、ガラガラと崩れ落ち、1138人が死亡し、2,000人以上が負傷した。
親族や労働組合はその日の朝、被害者を思い出しながらラナ・プラザの前に花輪を供えるだろう。またダッカのジュリネ(Jurine)共同墓地に埋葬された身元不明の犠牲者の墓の前で、怒りをかみしめるだろう。
犯罪者はまだ戒めの処罰を受けていない。ラナ・プラザの所有者は現在すでに釈放されてさえいる。
犠牲になった労働者たちは支払われるべき賠償をまだ受け取っていない。多くの労働者は事故で体が不自由になった後、治療もできないで生存のために戦っている。左翼政党の党首たちは主張する。
党首たちは政府に、犠牲者に支払われるべき賠償と責任者を処罰するよう要求した。
一方市民社会のシンクタンクである政策対話センター(Centre for Policy Dialogue:CPD)は土曜日、市のブラック センター イン(Brac Centre Inn)で「ラナ・プラザの悲劇からの再起:三周年の報告」と名付けた対話集会で、行方不明の労働者、負傷した労働者の治療、再雇用と財政支援(賠償)などの問題を犠牲者はいまだ不安に思っていると述べた。
CPD調査局長補佐のコンダカール ゴラム モアゼム(Khondaker Golam Moazzem)博士は基調講演の中で、55人もの労働者がまだ行方不明であると述べた。また行方不明のメンバーの家族が、身元確認について適切な援助を得られなかったと述べた。
CPDの著名な研究員デバプリヤ バッタチャリヤ(Debapriya Bhattacharya)博士は、ラナ・プラザの悲劇に端を発した一連の問題が、事故から3年経過してもなお解決していないことは残念なことであると述べた。
Prothom Alo: April 24 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/102537/3rd-anniv-of-Rana-Plaza-tragedy-today
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