良い利益をもたらすということで、ポトゥアカリ県沿岸地域では緑豆の栽培が段階的に増えている。
昨年6万2千ヘクタールだった緑豆栽培面積は、今年7万2310ヘクタールへと増えた。
バウファル(Baufal)郡で2万5百ヘクタール、ポトゥアカリショドル郡で1万3740ヘクタール、ダシュミナ(Dashmina)郡で1万2千ヘクタール、ランガバリ(Rangabali)郡で1万8百ヘクタール、ガラチパ(Galachipa)郡で8千5百 ヘクタール、ミルザゴンジ郡(Mirzaganj) で3千ヘクタール 、デュミキ(Dumki)郡で2250ヘクタール、カラパラ(Kalapara)郡で1520ヘクタール栽培された。ポトゥアカリ農業普及局の担当者はいう。
「私は今年2 ヘクタールの畑で緑豆を栽培しました 。天気が良かったので25~30モーンド(1モーンド40㎏)は収穫したいと思っています。収穫したものは高値で取引されています」
ポトゥアカリショドル郡アリアプール(Aliapur) 村の農家アブドゥル マンナンさんは笑う。
同村のアブ ジャファル サルダー(Sarder)さんは5ヘクタールの畑で緑豆を栽培し、2.5ヘクタールの畑ですでに35モーンド収穫したという。
今、緑豆の収穫は最盛期を迎えている。
特派員はポトゥアカリショドル郡パドルプール(Badorpur)村の畑で、多くの農家や労働者が緑豆を収穫しているのを目撃した。
「私は毎日10~14キロの緑豆を収穫します。賃金として集めた緑豆の7分の1をもらいます」
農場労働者のヘレナ ベガムさんはいう。
この地区では他の作物に比べて儲けが上がるので、たくさんの農家が乾季の緑豆栽培に関心をもっている。
ポトゥアカリショドル郡の下級農業職員アブダス サラムさんはいう。
高収量品種を栽培する農家は1ヘクタールあたり900~1200キロの緑豆を収穫する。そしてキロあたり90~100Tkで販売する。
ヘタリアバドゥガット(Hetalia Badghat) バザールで農家から緑豆を買っていた卸売業者のアブドゥル マレクさんは、モーンドあたり3600~4千Tkで緑豆を買い、ダッカやラジシャヒ、クルナを含む様々な県へ出荷するという。
The Daily Star Apr 28 2016
http://www.thedailystar.net/country/mung-bean-farming-sees-rise-patuakhali-1215505
関連