助産師に快適な職場と訓練を

Panel discussants yesterday at a dialogue on Quality Education for Midwives at the closing day of the three-day National Conference on Sexual and Reproductive Health Rights at the capital's Bangla Academy. Photo: Star

Panel discussants yesterday at a dialogue on Quality Education for Midwives at the closing day of the three-day National Conference on Sexual and Reproductive Health Rights at the capital's Bangla Academy. Photo: Star

政府は5日、出産時の母体や新生児死亡率を大幅に低下させ、彼らの健康促進を目的に、プロの助産師2万4千人を段階的に増員すると発表した。 「今後の数年間をかけて段階的に助産師を募集していきます」 保健総局新生児小児健康部長のハビブ・アブドラ・ソヘル博士はいう。 ダッカのバングラアカデミーで行われた性と生殖に関する健康と権利に関する3日間の国際会議は、保険家族福祉省が、オランダ・スウェーデン両大使館、国連人口基金、ユニセフと共同開催した。最終日のパネルディスカッションでソヘル博士は、バングラデシュ国内の助産師に質の高い教育を行う必要性を説いた。 ミレニアム開発目標(MDG)は2015年まで母体死亡率を出産10万件につき143件まで引き下げる目標を掲げていたが、政府の統計では、現状の母体死亡率は出産10万件につき170件になっている。 一方で5歳までの死亡率は1000人中46人であり、これはMDGの1000人中48人より良い数字だと国会議員のハビベ ミラト博士はいう。 ミラト博士は妊婦の60%以上が適切な処置をせずに自宅で出産を行っていること、10代での妊娠が母体死亡率を高めていることが原因だという。 2012年から私立や公立の看護学校や看護学科では、3年間の履修課程を通じて600人のプロ助産師を育成してきた。当局は育成されたプロ助産師らをすぐに雇い入れると発表した。 だが1289人の公認助産師はユニオンの健康センターや郡の複合健康施設に就職した。 「まず3,000人分の受け入れ枠を用意し、その後さらに3,000人分の枠を追加する必要があります」 ザヒド マリク保健大臣はいう。 「助産師を教育しコミュニティに配属すれば、人命救助や帝王切開を行わずに済むことで費用削減になり、16倍の費用対効果が見込まれます」 スウェーデン大使のヨハン・フリセル氏。 5日、国際助産師の日を記念してスウェーデン外務省、世界助産師連合、バングラデシュ看護理事会は共同で、バングラデシュで助産師として活躍するジェスミン アクテル氏にミッドワイフ・フォー・オール賞を授与した。 The Daily Star May 06 2016 http://www.thedailystar.net/city/focus-training-friendly-workplaces-midwives-1219384