不動産部門の減速によって生み出された建築材料需要の低下を、政府のインフラプロジェクトと、農村部や郊外の住宅建設の増加が埋めている。
政府のインフラ支出は、建設活動において先駆的役割を果たしている。国内最大の鉄鋼メーカーBSRMのアーメイル アリフセイン(Aameir Alihussain)社長はいう。
海外送金の流入と増加した農業所得は、農村部や郊外で、ロッドを含む建設資材の需要の増加を助長した。
政府は現在、鉄鋼やセメント、他の資材の需要を支える、高架道路や橋梁を含む様々なプロジェクトを実施している。
我々は農村部や郊外地域で、建設資材の需要の堅調な増加を目にしている。MIセメントのムハンマド アラムジール カビール(Md Alamgir Kabir)副社長はいう。
セメントメーカー協会によると、バングラデシュは毎年生産能力3千万トンに対して、約2千万トンのセメントを消費している。
もし不動産部門が好調であれば、建設資材の需要はもっと速く増加していただろうとカビール副社長。
農村部でのコンクリート住宅建設の上昇の背後にある要因の一つに豊かさがある。ラファージュスルマ (Lafarge Surma)セメントのマスド カーン(Masud Khan)最高財務責任者はいう。
また郡部や市街地でビル建設のような動きがたくさんあった。同様に輸出加工区でもセメントの需要は高いとカーン氏。
バングラデシュ自動レンガ製造業者協会のBN ドゥラル(BN Dulal)事務局長は、レンガメーカーにとって不動産部門が主要な取引先であるという。
今、農村部や郊外で需要が高い。農村部の人々はレンガで家を構築しているとドゥラル事務局長。
バングラデシュは毎年、50億から60億個のレンガを消費し、自動レンガメーカーは需要のほぼ3分の1を供給する。
The Daily Star May 8 2016
http://www.thedailystar.net/business/demand-building-materials-the-rise-1220233
関連